ひな菊の丘から

嵐の予感

いよいよこの日がやってきました。
高速通行料1000円のおかげで実現した、遠方フェス参加第3弾。(第2弾の蔵王は相方のみの参加ですが。)
今回は、ロングドライブの往復は辛いのと、フェリーの格安プランがあったので、復路は別府港から「さんふらわあ」に乗ることになりました。同乗者は滋賀県からのお二人。どちらも一座の座員さんです。仕事を終え、集合場所で荷物を積み込んだら、ちょうど予定通り9時の出発になりました。

西の方はお天気が悪く、かなり大雨の模様。でも、途中を抜ければ、現地は対してひどくないだろう、と思っていました。予報は確かに雨でしたが、日曜にはそれも上がるようだし、ウワサの抜群のロケーションを楽しめると思っていました。

雨は広島辺りで本格的になりました。福山SAで休憩した時はこの程度でしたが、




どんどん雨足は強くなって、稲光もひんぱんに起きます。当然速度制限もかかっています。というより、前が見えない状態で、スピードを上げようにもアクセルが踏めない、という感じでしょうか。そんな中でも運転できない私は何の憂いもなく、こんなお夜食をいただいたりしました。



ドライバー交替。嵐の山陽道をひた走ります。どうも九州では、小倉あたりで通行止めが発生している模様。中国道で関門海峡を渡りましたが、真っ暗で何も楽しくありませんでした。福岡行きの時は、この辺りで夜明けを迎えるのが楽しみだったんですがねえ。九州に入ってしばらくして、小さなPAで情報収集。遠方からのバスの運転手さんも困っている様子です。意を決してルート変更(というか、せざるを得ない状況でした。)1000円で行くために、ちょっと回り道をする予定だったのですが、いったん降りて地道を走り、再度高速に乗るというルートに切り替えました。地道に降りたとたん、雨が上がって空が少し明るくなりました。夜も明けてたんですね。

よっしゃあ!と勢い込んだとたん、また突然大降りの雨。今回の旅では、ずっとこの調子で、短時間ですが、ゲリラ雨が襲ってきました。大分自動車道では、由布岳が見えるかとカメラを構えていましたが、残念。



雨粒も大きいのがわかりますか?



結局9時に出発して目的地に着いたのは朝の7時でした。10時間かかった事になります。朝早く着いたら、近くの温泉にでもゆっくり浸かって、それから会場へ向かおうと思っていましたが、その気持ちもなえてしまい、直接会場である風の丘へ。



突然の訪問者を快く迎え入れてくださったカメさんと奥様のひでこさん、それから前夜からお泊りの皆さん、ありがとうございました。厚かましくも、一緒に朝ごはんをいただいてしまいました。美味しいパンとコーヒー、濃い牛乳、皮ごと食べられるブドウ、しあわせでした・・・。



地元の飲むヨーグルトもいただきました。気に入った私は、買出しの時、このミニサイズをしっかり購入、翌日の朝食の友にしました。



少し小ぶりになったのを見計らって、会場を散策します。晴れていると本当にきれいなんですよ、と説明していただきましたが、このお天気でも十分きれいです。ということは、晴れてたらどんなに気持ちいい景色が目の前に拡がるんでしょうか。






うーん、惜しいなあ。稜線がもうちょっとでくっきり見えるのに。



木の向こうに見えるのがステージです。今年ログ調にお色直しされたのだとか。



正面から見るとこんな感じです。我が高取のステージと、ちょっと雰囲気が似てるかも。



キャンセルが出たとのことで、こちらのバンガローに泊めていただけることになりました。テントと車で寝るつもりで用意していましたが、あの天候の中、テントを張ることがどんなに無謀な計画だったか。本当に助かりました。『豊の秋』というバンガローでした。



既に仮眠を取っている相方。運転お疲れさんでした。



珍しく植物の写真。雨の中、アジサイの青紫がきれいに映えていました。
この時点では、まだここでフェスを行うのか、それとも1キロほど離れた集会所での屋内開催になるのか、決まっていませんでした。仮眠をとったバンガローが、ステージから近かったため、外の様子が何となく聞こえてきて、いつの間にか静かになってしまったので、屋内会場に決まったんだな、と納得。残念ですが仕方ありません。



仮眠の後、夜食やらおやつの買出しに出かけ、昼食を食べてからその会場へ向かおうと思っていました。昼を食べる場所を物色中に、スタッフのA尾さんから電話が。これ幸い、とオススメの店を教えてもらって車を走らせました。カメさんありがとうございます。



「店の名前はわからん。」ときっぱり言われてしまったのですが、『峠の茶屋』だったようです。私たちだけで走ってたら、たぶん、いや間違いなくスルーしてしまったことでしょう。
いやー、外観、名前、そんなもんで店を判断してはいけないと言う見本みたいなお店でした。



地鶏ステーキがメイン。後はうどんがある程度の潔いメニューでした。炭火でセルフで焼きます。



4人前がこの量。鶏だけでもかなりのボリュームです。大きいので途中で鋏を使い、頃合の大きさに切っていただきます。そうなると、当然これでしょ。



だいじょうぶ、帰りの運転はお水で乾杯のこの方。



焼いても焼いてもまだまだあります。噛み応え抜群で、ジューシーな鶏でした。



私は鶏皮の酢の物を注文しました。他の人は定食なので、ご飯が付いてきます。卵かけご飯、漬物、お味噌汁のセット。ご飯はお替り自由でしたが、さすがにみんなそれなりの年なので、この位で十分だったようです。



お腹一杯になったところで、ようやくフェス会場へ移動です。・・・つづく・・・

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