ひな菊の丘から

3年ぶりのエディ・リーダー

広島・岡山の旅から帰宅後の深夜、突如体調不良に陥りました。戻すわ下すわでたいへん。なんか変なもの食べたのかもしれません。で、朝、「今日は無理やわ、行かれへん。」と言い置いて出てきたものの、昼過ぎには復調し、しかもどうしても行きたい、いや、行かなあかん、って気になって、メールしました。「やっぱり行く」
元々平日(しかも月曜)だというのに、1回目の開始時間は18時半、私はなんとか間に合うけど、相方は絶対間に合わない時間でした。なので、2回目に行くことにして(幸いなことにソールドアウトじゃなかったので)一旦帰宅。揃って梅田に向かいました。




前回とほぼ同じ場所(ステージに向かって左側)のカジュアルシート。もちろん撮影や録音は×なので、ゆったり音に専念しました。聴きながらメモとっていたら、ファンサイトにセットリストがアップされてたので、それを確認しつつ書いてみます。

1曲目はThe Moon Is Mine、フェアグラウンド・アトラクションの1枚きりのアルバムに入ってる曲です。 この時『う~さぎうさぎ、な~に~み~ては~ね~る』って歌ったんじゃないかしら?メモの順番ではそうなってるんですが、もしかしたら書き間違いかも。

2曲目はFairground Attraction、次はコンサーティナ(小さいアコーディオン)を弾きながらVagabond

ギターに持ち替えて、 Charlie Is My Darling、これは古いスコットランドの歌だそうです。ソロのアルバムに入っていたし、前回聴いたときも歌ってはった。とてもインパクトの強いうたです。

そうそう、この日の衣装ですが、緑が基調のふわっとしたワンピースで、流れるようなドレープが裾に向かって何本も垂れている感じ。時々キラキラするので布地にラメがついているのか、金糸か銀糸が入っているのか。彼女のふんわりカールした髪とカンカン帽みたいな帽子がとてもこのワンピースとマッチしててすてきでした。

Lazy Heart、 Dragonfliesと続いて、大好きな曲Comedy Waltzでした。彼女のソロアルバムも、ライブ盤含めて何枚か持ってるけど、私の中では、やっぱりフェアグラウンド・アトラクション時代のFirst Kissが一番思い入れが強いです。その中の曲もたくさんやってくれるので、このライブは楽しみなのです。

ただでさえ英語は苦手なので、MCほんとに理解して聞いてるかどうか全く自信はありませんが、確かこの時子どもが二人いて、全然帰ってこないし手紙もくれないの、と話されてました。その子どもの話から Baby's Boat これは子供への子守唄なのかな、Alice Riley という人が作った歌だそうです。そう思って聴いてたら、ああ、子守唄だ、って思ってしまいました。

次はPray the Devil Back to Hell、 Wild MountainsideからのLa Vie En Rose。Wild MountainsideはギターのJohn Douglasの作品です。この曲も好きだなあ。次にかなり有名な曲Perfect、これも歌ってみたいと練習したことがありましたっけ。(ギターは相方に弾いてもらっていっぺん歌った。)

エディがお母さんの話を始めます。ジーン(だと思う、お母さんの名前)はとてもシャイで、「歌って」というと手を顔の前で大きく横に振り、首も振りオォォ、と断るのだそうです。日本語でどう言うの?と聞かれ、客席が「うたって」と何度か繰り返しましたが、聞き取れず、「タッテ?」最後には「う!たって」「ウータッテ?」と言葉の応酬になりました。
そのシャイなお母さんが好きな歌、もしくは家で歌ってた歌だと思います。 Moon River、これがすてきでした。聴いててとろけそうになりました。

Patience of Angels、ツアーメンバーでずっと一緒に音楽活動をしてるBoo Hewerdineの曲です。彼女の透き通ったどこまでも広がっていくような声にぴったりの歌。カウントがメチャ長かった、 Willie Stewart。これはとってもアイリッシュ、っていう感じの曲です。

またお喋りがあって、彼女が5歳の頃にどこかの部屋で4人の男の人の写真(ポスター)が貼ってあるのを見たそうです。それはそこの人がとても好きな男の人たちで・・・と話し始め、突然歌が始まりました。ビートルズの I Want to Hold Your Hand、これには会場内も大盛り上りでした。

ライブも終盤、アンコールなしなら後4曲歌うけど、と言ってから何曲やったっけ?Love Is A Losing Game、Find My Loveでとうとうメンバーは楽屋に引っ込んでしまいました。あ~あ、私がここ数年、ソロで大事にうたってるあのうた、やれへんかったやん・・・としょんぼりしていたら、戻ってきてくれました。しかも歌うのはAllelujah、待ってた大好きな曲です。さらに、「良かったら客席のみんなも歌って。」と。もう歌わないわけにはいきません。周りに迷惑やったかも、やけど大声で歌っちゃいました。あ~シアワセ。

相方は、前回見たときより、ずいぶんバンドサウンドになっていた(多分お初のメンバーもいたと思うのですが)、という感想でした。私はとにかく魅了されてしまってぼーっとしてました。歌声も、表現力も、素晴らしいの一言です。あんなに自由に歌えたらどんなに気持ちいいだろう、って思いながら音に浸っていました。しぐさも踊りもとってもチャーミング。後で別のセットでライブを見た人と話していたら、「彼女はCDもいいけど、CDではわからない魅力がライブにあるから、またきっとライブに行くわ。」と言われてました。私も同じ気持ちです。

やっぱり、行きたいところへ行く、見たいものを見る、やりたいことをやる、でこの先も生きていこうっと。
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