ひな菊の丘から

晩秋の小京都★出石へ(長いので注意)

自分の定休日が祝日だったので、その翌日に休みを取っていたところ、お誘いをいただき急遽出石まで日帰り旅をすることになった。平日だし自由席で楽勝だろ、と思っていたらなんの何の、車内で指定券を購入する羽目になった。と言っても330円だったけど。



和田山駅の横にあった不思議な建物、明治45年竣工の、蒸気機関車の機関庫だったところらしい。



豊岡駅到着、げんさんがお出迎えしてくれた。



さらに大きな虹までお出迎え。列車の中から見えたので窓越しに写真撮ったけど、比べ物にならない位きれいな写真が撮れた。






雨の予報だったので傘は持ってきてたけど、バスを待っている間は降らなかった。



私は豊岡市内に行くのだと勝手に思っていたら、なんと!目的地は出石だった。バスで30分、不思議なアーケードの入口とか、カバンストリートとか、見てみたいところはいくつもあったが、それはまたいつか。



バスに乗っている間、かなり雨が降っていたけど、降りたらこんな感じに陽が射した。



ここがこの日の目的地、だけどその前にお昼ご飯だ。はやる心を押さえつつお店を探す。



出石城址にも紅葉が映えていた。



教わったお蕎麦屋さん、



この夏にワークショップを受けた、切り絵作家の久保修さん、なんとKやこさんとはン十年来のお知り合いらしい。彼女のお誘いで、出石での作品展を見学しに来たのだ。このお店は修さんがいつも食べに来られるそうで、サイン入りの作品を見せていただいた。



修さんデザインの蕎麦皿5枚組は但馬のあれこれ。これはコウノトリ



名物をいただきながら、衝撃の事実を知ることとなる。なんと!先ほど覗いたメイン会場の豊岡市立美術館はこの日休館日。え?美術館、博物館の休館日って月曜日じゃないの?



半分呆然としながらも、蕎麦は美味しかった。



店主さんがとても親切にあれこれ調べてくださって、残りの4会場の行き方やパンフレットはどこで貰えるか、など教えていただき、さらに近くとは言え、一つ目の会場までご案内してくださった。ありがとうございました。

確認のため玄関まで行く。やっぱり休館だった。



『切り絵の散歩道』これやねんけどなあ・・・。



ふたつめの会場は出石家老屋敷。ここに飾ってある作品は少ないそうなので、ざっと見る。



家老屋敷、というが、案外質素だよね、という印象。



欄間



大名行列のシーンか、



このまちのシンボル、辰鼓楼を描いた作品が続く。





雪の辰鼓楼も。





作品はここまで。順路に沿って登ってみる。



いや!急な階段。



隠し、の割にはゆったりしていた。



古地図



戦国武将の顔ハメもあったが、そして撮ってもらったが、ここでは割愛。



次の会場へ行くのに辰鼓楼の横を通って



蔦の絡まるおうちを眺めて



鋳物師町発祥の地、らしい。



お寺の鐘をちょっと覗いて



美術館の次に作品がたくさんある、という出石資料館に入る。



花火行灯



デザインカッターでこんな細い線も切り取る



円山川の切り絵



アサガオ



箱階段があった跡。この資料館は豪商の屋敷で、迎賓館の役割を持つ離れと蔵、すべてが公開されている。



もみじの行灯



切り絵作品が並んでいた。



















ふすまに描かれた絵



大きな置時計



梅、かな。



これが久保修さんデザインの蕎麦皿5枚組



私の全身が写っちゃうぐらい大きな作品は桜の花びらが散っているもの



透かし彫りの欄間



こんな演出もされている。



笊。みごと。



離れの二階へ上がる階段



二階の様子





二階から見た景色



廊下にこんな幅の板は珍しいよ、と同行のKやこさん。



二階の縁側



屋根には打出の小槌



離れから蔵に向かう中庭



蔵の入り口、立派だ。



鎧兜一式



箱階段



所蔵品の展示もいくつもあったけど、こんな感じ。





こんな鏡が昔はどこのおうちにもあったよな。上に書いてあるのはお薬の名前



これも田舎の家にあった。大きな徳利。



思ったよりたっぷり見るべきものがあって、ここに時間がかかったので、もうひとつの明治館には結局寄れなかった。これは表から見た資料館(旧福富邸)



懐かしいね、水原弘のアースジェット



ここは有名なお蕎麦屋さんらしいが、元は郵便局の建物だったようだ。



シンボル辰鼓楼は今年150歳



雰囲気のいいお店なのに売り物件



この町には桂小五郎が匿われた家がたくさんあったらしい、この家もそのひとつ



ほらね、維新の史蹟となっている。



ここは最後の会場の永楽館、近畿最古の劇場



作品を見るだけじゃなくて(新作の歌舞伎テーマの作品があったらしいけど)この劇場の中が見たかったけど、貸し切り営業のようで入れなかった。



旅籠『西田屋』は今も泊まれるらしい。



銀杏はきれいに色づいていたけど



ほとんど葉は落ちていた。



もみじもきれいに赤くなっていた。



バスで30分、豊岡から、一番早い特急で帰ろうとしたら、次の列車は京都行、大阪行きは7時台までない、とのこと。しかたないのでこれで福知山まで帰り、



丹波路快速に乗り換えた、って各駅停車やん。新三田まで確実に各停やった・・・。結局往復9時間ぐらいかかったけど、楽しいこといっぱいの日帰り旅だった。

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