2025年、音楽ネタの最初はライブ鑑賞。
事の起こりは去年の9月。隣町に住む先輩から「東京の友人が1月に大阪でライブをするのだが、北摂でもやりたいとのことで、ねいろかふぇを紹介してほしい」というメッセが来た。そこには演者さんの動画も添付されていて、とてもすてきな音だったので、さっそくかなこさんに繋いで、私も予約した。
あっという間に1月が来て、この日がねいろかふぇ初ライブ。辻村マリナさんは、前日関西入りして、この後も3連休全部別の場所でライブして帰京されるそう。とてもとても寒い日、しかもえべっさん、本恵比寿の日やったので、周辺はものすごくにぎやかだ。
到着した時はマリナさんもたひさんも不在。近くを散策してくる、とのことだったらしい。結局腹ごしらえはモスバーガーやったそう。
見慣れないものが並ぶ。たひさんのパーカッション
マリナさんのギター、フレットにカラフルな海月。えーっと、どこのギターって言うてはったかな。
カウンターの私の席の前にスペシャルシート用の名札が!この日はちょっとお運びをお手伝い。
ライブはエリザベス・コットンのFreight Trainから始まった。
パーカッションのたひさんは1stは彼女が一人でやるというので、とトイレの前に座ってはった。
2曲目からはオリジナルが続き、初めての私にはタイトルがわからないので、間違ってたらごめんなさい。
『列車はゆく』
『列車はゆく』
付近を散策していて、気になったお店がある、と。「大阪で二番目においしい餃子、って書いてあったんですけどおいしいかどうか知ってる人います?」はいはい、赤春園ね。あとで説明しておいた。
『それはきっと勘違い』は途中でスキャットが入ったり、妙に間奏が長かったりで、最初はこんなアレンジなのかと思ったけど、さすがに、いや、歌詞が出てけえへんねや、と気が付いた。彼女もそう告白して、2ndでリベンジさせてください、と言ってた。でも、その曲が本当に良かったので、二度聴けてありがたかった。新譜ではなく、それが入った2ndアルバムを買わせてもらった。
去年作った、というワルツはBON VOYAGEだったかな。
『おんなじ夢』
関東の卵サンドはゆで卵のマヨ和えが多くて、卵焼きサンドは珍しいので、お客さまのオーダーが気になっていたそうだ。1st最後は『ドアをあけて』(この曲名も曖昧)
お客さまはほとんど知らない方ばかりで、でも4人で来られた男性のうちおひとりが、K戸大ブルーグラスのOBで、しかもA井くんと同期、とわかったので、A東さん(は唯一知ってるお客さまだった)と一緒に盛り上がってしまった。そんな休憩時間を終え、2ndは、たひさんとの2人のステージ。
お店のCDを見て、ノラ・ジョーンズが目についたので、とDon't Know Whyから始まった。好きやなあ、この歌。MCは、モスバーガーのポテトは吉祥寺より服部のお店の方が多い、という感想だった。
たひさん、元々大阪の方らしいが、今は東京在住。関西にはお友だちがいっぱい、たくさん、めっちゃいてはるらしい。この日のライブには、めぐっちさんも来られる予定だったのだが、体調不良のためキャンセルされたとか。この後、『あ』でもライブされるし、ハウリンバーでのライブには前述の隣町の先輩も出演される。(なのでここには来られてない。先輩、ねいろかふぇ来たことないんちゃうかな。)
上に紙が置いてあったので、椅子かと思ったらタイコだった。銅鑼とか鈴とか、タイミングよく必要な音が鳴る、いや、鳴らしてはるんやけど。
ノラの後は、インストのDance to the Moon、70年代の旧ユーゴスラビアのボスニア語のうた、(後でプロフィール見たら東京外大卒、専攻は違うけど語学ってセンスなので、色んな言語で歌えるのだろうなあ。)
そして、リベンジの『それはきっと勘違い』、詞がとても沁みるうただ。『確かなこと』子守歌のような『広場に生える木』、『ブルースはまだ歌えない』、『祈り』と続き、たひさんが合いの手を入れる曲、『オモイデバス』
『裸電球の下で』の後、最後の曲はひとりで『風の中に』
アンコールの『夜をくぐり抜けよう』をまたふたりで演奏し、ライブ終了。クラゲをアップで撮らせてもらった。
ねいろかふぇについては、関東でもいろんな人から名前を聞いていたそうで、たひさんからA石先輩へ、「紹介してもらってほしい」と声掛けがあったそうだ。なんか嬉しいねえ、大好きなお店がこんな風に演者さんに広がって言って。最後に記念撮影をしてもらった。この後おふたりはゆっくり卵焼きサンド食べられたはず。
たひさんのマリナさんを見る眼がとても優しくて、父娘みたい、と思ったのだ。マリナさんはちょっとスモーキーなすてきな声をお持ちで、全編にブルーズが感じられた。そして歌詞もとてもしっくりくる。
参ったなあ・・・また行きたいライブが増えちゃった。年金生活者なのに。