ひな菊の丘から

昨日と今日の境目

って、いつだったんでしょうか?

全てのステージが終わったのが午前5時ごろとして、這うようにバンガローに戻った私たち。福岡ほどの寒さではなかったけど、シュラフにもぐる前に上着を着込みました。外では元気なジャムが聴こえてました。そのジャムがずっと続いてたのか、それとも夢だったのか・・・。まだ絶対起きたくない!と思ったけど、8時半には日曜のステージが始まります。重たい頭を振りながらシュラフから抜け出します。

ざっとバンガローを片付けて、トイレに行こうと外に出たら、ステージから聴こえてきた声は、確かに男前な歌を歌うびしゃもんのお嬢さんだ!




前日に、店に寄ってくれた時、日曜の朝早くに出番がある、と聞いていたのですが、まさにどんぴしゃなタイミングでステージに間に合いました。
彼女たちとの出会いも、この時山フェスでしたっけ。




この夏、たくさんのフェスを共にしたY村くん率いるDawg Experience。



場所により、メンバーの入れ替わりがあるようです。いずれにしろ、Dawg好きが集まっていることは確かです。



朝ごはんは、年季の入ったトースターでパンを焼き、ポトフと一緒に食します。



K戸大1回生バンドが次々登場。フィドル弾きが7人いるからバンドも7つあるそうです。



きみちょんのステージを、彼女の母と一緒に見ていました。ベースを弾くところは何度も見ているけど、リードヴォーカルは初めて。笑顔がステキで可愛い歌でした。



これも一緒に見ていた、ぽつでバンマスが、「ああ、なんか嬉しいねえ。きみちょんがこうやってがんばっている所を見るのは。」としみじみ言いました。お母さんはどうだったんだろう?



売店裏では、もうじき出番の「マイク・シーガー追悼ジャム」、練習に余念がありません。




東京から、ハニー・クッキーズ。とはいえ、右のお二人にはここは古巣です。フィドルは名ベーシスト、T島さんの息子さん、Hくん。



Hくんのリードヴォーカル、心に染み入りました。なんてすてきな歌を歌う若者でしょう。お母さんがうらやましい・・・。(なんかこればっかりです。)




マイク・シーガーの追悼ジャムが始まりました。



ベテランの皆さま、それぞれがマイクへの想いをこめて。



主催者、NAOさんにも特別の想いがあったようです。このフェスのゲストとして、マイクを呼びたかった、とおっしゃってました。去年は諸事情でそれが叶わず、今年こそ、と思っていた矢先の訃報だったそうです。



いづみさんも若い頃大好きだった、と。



S藤さんの歌にはマイクが乗り移ったみたい。



こんな豪華メンバーでした。一人若輩者、と言ってたけど、ばすこのフィドルも皆さんの演奏と溶け合ってました。



マイク・シーガー、この場所で聴きたかったなあ。




神奈川から、新ユニットのPrairie Blue



受付付近では、BMBマンドリンのM田H朗くんがお握りを食べていました。彼は、しばらく出不精でフェスシーンには姿を現していませんでした。今でもたぶん、メンバーは彼を本当のマンドリン弾きだと思ってるんじゃないかな?便宜上相方が弾いていますが。



出番を終え、師匠の講評を聞くPrairie Blueの方々。笑顔です。



当日エントリーの、K戸大、カルブレイスです。いやー、良かったわ。




どこが良かったかというと、私が出合った、そして好きになった頃のブルーグラスと同じ匂いがするところですかね?



スタンダードな曲を、ストレートに演奏してくれます。そこがたまりません。思わず出待ちしてしまいました。




M田くんとくらま楽器店主、出番の打ち合わせ中?



元祖吉田兄弟と彼らのM田H朗



兄弟、睡眠時間少ないけど元気です。



マンドリンもM田節うなってます。



後ろで控えめに相方がベース。



そして、とうとう楽しかったフェスもおしまい。



エンディングジャムの時間です。



バンジョー数珠繋ぎもあったり。



客席は寂しくなったけど、それでも最後まで楽しみました。



主催者のNAOさん、奥さまのYきさん、スタッフの皆さんお疲れさまでした。そして、24年間、ありがとうございました。来年は別の場所で、新しい思い出をつくることができますように。

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