ねいろかふぇのかなこさんからずっと「絶対ええから聴いて」と言われていたのが、カトメグさんこと加藤愛さん、もうひとりの山下タットさんも「ええよ」と何度も言われていた。このふたり、いや、ふた組のライブというので行ってきた。

実は、集客も心配と言われてたのだが、何のことはない、到着したら既に最前列と後ろの席がそこそこ入っていて、私はもちろんいつものカウンター。

この日のお花

最初は、タットくん(さん、って言うよりやっぱりタットくん)と小村さんのデュオでタットコム

ふたりのユニットなので、名前どうしようか、と言ってたら、タットのタとコムラのコで、タコはどないや、という人がいたらしい。

なんかいい笑顔が撮れた。


最初はカバーです、と。SHOGUNの『男達のメロディ』からやったかな。歌はタットくんで、コムさんはハモを付ける。

2曲目はオリジナルを。間違ってたらゴメンナサイだけど『妄想ダバダ』

『男らしいってわかるかい』ボブ・ディランの映画を見たすぐ後だったので沁みた。

タットくんは門真市出身、とMCで話していたら、お客さまに門真在住の方がおられ、「どこですか?」「古川橋です」って話が盛り上がっていた。

その頃を思い作った、という『情景』

古川橋、言うたら「ああ、運転免許試験場のとこね」と皆に言われる、でも何にもない町やったのに、最近はえらい変わったなあ、と話していたタットくん。私は昔務めてた会社の支店が古川橋のダイエーの中にあったので、お客さまとその話を休憩時間にした。もうダイエーはなくて、イオンになっているのだそう。

コムさんがハモってるところ。

ずっとヴォーカルはやってたけど、ギターを弾いたことがなく、youtubeで勉強しようと動画を探して、見つけたのがカトメグさんだったそう。でも、当時彼女は東京在住だったので、神戸のライブで出演者の名前を見たときも、別人だと思っていたのだとか。実際、ホンモノと知った時は驚いたと言われてた。そしてその時のMCはとても沸いたそうだ。
なので、彼女のことを「師匠」と呼ぶタットくん

最後はコール&レスポンスの『ヤバイんちゃうか!』

休憩の後、カトメグさん。

高校生の頃から音楽活動はやっていて、授業が終わるとギターを背負ってライブハウスに向かう、という青春時代だったとのこと。去年、音楽活動20周年を迎えたそうで、ってことはうちの息子位の年齢。それで今年小学5年と3年になるお子さんがいる、シンガーソングかーちゃんなのだ。若いお母ちゃん、子どもたちも「かっけえ!」って思うやろな。

この日は、ちょっと静かな曲メインです、と言われてたので、色んな顔があるんだろうな。るいさんも大好きで、一緒にライブやってはる。

オリジナルなので、初めて聴く曲ばかりで、メモったけど間違ってたらまたまたごめんなさい。甘酸っぱいラブソングの『キャンディ』

魔女の宅急便のジジが家出したらこんな感じ、という『野良猫ワルツ』これは、私の代表曲格、とのこと。また、犬の曲もあるんですよ、と『クロ』、幼いころ、住人300人くらいの北海道の町に住んでいた、その時近所にいた犬らしい。

最前列のお客さま、ファンなのかずっと動画を撮っておられた。最後に「懐かしい曲、久しぶりに聴いたわ」と言って帰られた。

絶賛振り返りキャンペーン中、とのことで、以前の懐かしい曲を掘り起こしているそうなので、さもありなん、だ。でも私には全部新鮮だった。

春を感じる曲『花占い』、『コーンポタージュ』という歌の時は、自販機のスープの種類が今色々増えてて、シジミの味噌汁とかカニ汁とかあるんですよ、ってMCになった。カニ汁はカニ雑炊だった。

新曲も披露、20周年を振り返り、これまで出会った人たちのことを思って、『お元気ですか』

アンコールは、タットコムのお二人も呼んで

『Stand by Me』に決定

階段に上って撮る。この日スペシャルシートは使われていなかった。

打ち合わせはなかったらしく、スマホで歌詞を確認するタットくん


カバー曲も初めてなら英語の曲も初めて聴いた。それもよかった。









楽しい夜だった。ファンのお客さまは、カトメグさんTシャツを着て、新しいグッズもお買い上げだったようだが、緊縮財政のためワタクシは失礼した。でも、またここでライブがあったら来よう、と思った。