ひな菊の丘から

魅惑のみわけんを聴きにゆく

シャナヒー&アンニコルの歌唱パートの女性4人、それぞれとてもすてきなヴォーカリストさんです。その中でも名前だけはもっと前から知ってたけど、実際に歌を聴いたのは伊丹の「風のポルッカ」杮落としコンサートの時だった、ほりおみわさん。彼女のうたがもっとちゃんと聴きたくて、チャンスを探していました。春に、ハンマーダルシマ奏者の小松崎健さんが彼女とユニットでツアーをしているというのを知って、「聴きたい!!」と思いSNSでコメントしたら、健さんから秋に大阪で予定があると教えてもらいました。場所は我が家からでも行きやすい同じ北摂の箕面。

夏に、こんな催しがあった時、予約開始のアナウンスがあったので、早速申し込みました。当日は月曜日。仕事場を速攻飛び出して、駅のホームで若菜そば食べて、グーグルマップ片手に会場へ。でも絶対近づいてるのにどこかわかりません・・・。泣きそうになっていたところに通りかかった方が、「何度も来てるけど夜はわかりづらいの」と話す声が聞こえてきました。おっしゃ~!「すみません、リュシオル行かれるんですか?」本当に助かりました。お名前も聴きませんでしたがありがとうございました。

住宅街にあって、一見普通のおうち、でもとても素敵な場所でした。すぐ横は箕面川、蛍が見られるのだそうです。

北欧テイストでまとめられています。



タペストリーもすてき、この楽器はなんていうんでしたっけ?



クッションかわいい。




オーナーのN本さん。腰に巻いているのはカード織で自作されたベルト。この方とも共通の知人の話ができました。



ライブ、そろそろ始まりそうです。



ギブソンのきれいなギターでした。元々歌だけだったので、と、とっても練習されてるようです。



持ってるだけで風情がある、この姿もすてきなんですよね。



ライブの紹介があって、始まります。



完全生音のこの日のライブ、まずはユニット名『魅惑のみわけん』の説明から、でしたが、なかなかのグダグダさ。でもまあね、お互いがファンだったようですよ。

健さんの最初のうたが、驚いたことにWest Virginia,My Homeでした。彼もレパートリーにされているのは知っていましたが、初っ端に出てくるとは!でも嬉しかった。そして曲の説明の時、Hazelが池田町フェスのポスターを亡くなるまで自室に飾っていたことも話されたのでますます嬉しくてうるうるしていました。みわさんのギターも、がんばってはりました。



みわさんは立って1曲、スコットランドのマウスミュージックと説明されました。本場ではアドリブ?その場で歌詞を作る音楽のようですが、旋律と言葉になるかならないか、みたいなおとで表現されていました。もとよりすばらしい歌唱力をお持ちなので聴いてるだけでぞくぞくしました。



MCは純関西人のみわさんが、ツッコミ入れる感じで掛け合いになってました。



このユニットでは、健さんもたくさん歌われると聞いてましたが、確かに。NPOの理事さんが書いた詩を歌われたり、もちろんインストもありました。John McCutcheon のHours Afterもありました。



John Hartford のThe Anual Waltzに日本語の歌詞をつけて歌われた時には、Johnが大好き、と強調されていたのもとっても嬉しかった。



みわさんの詩で夏のワルツ、1部終了のご挨拶は横お控えなすって。



休憩時間にCDを見たりお喋りをしたり、この日北海道からお客さまが来られていて、色んな方と繋がりのある方だったので、私から声をかけさせていただき、共通の知り合いの話をしました。S子さん、とてもすてきな方でした。また北海道に行ったら、今度は必ずお邪魔したいなあ、って思いました。

2部は、出たばかりのケルトシットルケのCDと、そのCDに入った、みわけんの曲のお話から。「私たちは、純血種ではないので、このCDに爪痕を残すために何をするか考えました。」と。前日は、このCD完成記念のコンサートがあったそうで(知ってましたが自分のライブで行けませんでした。Rのちゃんも出てただろうになあ。)その時のエピソードなど聴かせてもらいました。



恒例、足元激写。健さんのソックスカラフル、みわさんのも可愛い色。



マウスミュージックも初めて聴きましたが、リルティングと言う言葉も初めて。声が楽器になる、ってメモってあるけど・・・確かな説明はできません。



アルバムに入っているのは、The Foggy Dew、The Strayaway Child そして Danny Boyの3曲とのこと。アルバムの売れ行きは上々のようです。ダルシマのソロでオリジナルの虎杖、CDに入っているDanny Boy(これはみわさんの作詞)、クラヤの曲で、シャナヒーの3人のために作った曲という「あなたを見ている」、そしてみわさん作詞作曲の「大きな輪になって(別名おかげさまソング)」とたっぷり聴かせていただきました。



これにて終了。



このままアフターパーティに突入するとのこと。お客さまからの差入れがたんとありました。何にも持ってきてない私・・・ですが、せっかくの機会なので、お仲間に入れていただきました。



純米無濾過生原酒「仙介」、これは先日定休日で売店に入れなかった、灘の泉酒造の特別なお酒だそうです。



日本酒大好きな健さんもいいお顔。乾杯です。



こちらも差し入れのお酒、これも美味しかった。他にホットワインもありました。



粛々とお酒を注ぎ注がれる様子



何を喋ってはるのかな?



もうすぐお誕生日のみわさんにプレゼントが渡されました。



身体の隅々まで、心地よい音がじんわりとしみ込んだ夜でした。みわさんとゆっくりお話しさせていただき、好きを大事にしたい、自分と音楽との関係性が一番重要、という言葉が印象に残りました。
美味しいお酒もいただいて幸せ、でも今度は私も差し入れ持ってきます。またあの場所でお二人の音を聴きたいです。N本さん、よろしくお願いします。

※お客さまで来られていた方も、記念撮影に入っておられたので、写真バンバンアップしてしまいましたが、不都合があればお知らせください。まあ、こんなひっそりしたブログなので大丈夫かなあ。
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