世間では、公共職業安定所を民営化しようといっている人がいる。けれど、それに私は反対だ。弱者の切り捨てになる。競争社会、格差社会にこれからなっていくときだからこそ、「敗者復活」の仕組みを充実させなければならない。その要である公共職業安定所を民営化して弱体化させてしまったら本末転倒だろう。
本当に、民営化するべきは、社会保険事務所のほうだと思う。サービスは職安以下、さらにいえば、民営化された郵便局と比較すると雲泥の差だ。社会保険事務所の職員は、郵便局員の爪の垢でも煎じて飲めばいい。
でもなかには、説明もしっかり出来て、こちらの相談にも分かりやすく納得がいくまで説明する職員さんもいる。