近鉄プロ野球撤退

　近鉄が、プロ野球から撤退するのはやむなしでしょう。今の近鉄本体に球団を持つ余裕はありませんから。近鉄利用者としては、運賃を値上げされたらたまったものではありません（ただでさえ運賃高いのに・・・）。ＯＳＫ撤退、あやめ池遊園地閉園など沿線住民としては寂しいものがありましたが、その犠牲を無駄にせず、しっかりと経営を立て直して、少子高齢化時代にも耐えられる会社になっていって欲しいと思います。
　でも、その後の近鉄以外の球団を含めたオーナー側の行動は無茶苦茶。もう、書くまでもないですね。あの人たち、いったい誰のために仕事をしているのだろうと疑問に思います。
　ただ、選手会のみなさん。ストライキという最悪の事態だけは避けてほしいです。むしろそれはファンを悲しませることになるからです。オーナー側が選手やファンを無視しているのと同じに、ストライキは選手がファンを無視する行為だからです。それよりも、ファンを巻き込んだ行動をとった方がよいと思います。ストライキをやるとしても、とにかく試合だけはやってファンを楽しませましょう。どこか安い球場を借りて、選手とファンがお金を出し合って借りればいいと思います。とにかくファンを味方につけましょう。俺たちは、ファンのために仕事をしているぞというところを見せてやりましょう。プロ野球は、それを見てくれるファンなしには成り立ちません、ファンを味方につければ、オーナー側を動かすこともできるのではないかと思います。
　プロ野球のこれからについては、合併問題などの短期的なこと、リーグ再編などの中長期的なことに分けて、それぞれそれなりの時間をかけて議論を尽くすべきだと思います。ある特定のオーナーの思いつきで球界全体が振り回されている現状はもう見ていられません。
　プロ野球は、ファン、選手、オーナーと、プロ野球を支える様々なスタッフ、新聞・テレビなどのマスコミがあってはじめて成り立つものです。オーナーだけのものではありません。オーナーは、そこを勘違いしないで行動して欲しいと思います。

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　近鉄の球団、本当にどこかに身売りすることができなかったのかな？オリックスとの合併はやむを得ないことだったのかな？そのあたりの経緯はよく調べていないので、私は評価することはできません。でも今からでも買ってもらえるところに買ってもらうのがベストだと思います（ライブドアがいいかどうかは別）。