私にとって日本一辺境のイメージがある遠野。
柳田邦夫の遠野物語で有名です。水木しげるのマンガ遠野物語もあります。
ムーミンの日本版みたいなものでしょうか。
高橋克彦さんの小説にもよく遠野が出てきます。
遠野の町の名はアイヌの言葉で湖を「トー」と言っていたことから来てると言われています。
事実この辺りは昔湖だったそうです。
平泉と同じくこの遠野もアイヌの町で馬の市が立ったり交易をしたりきっと
にぎやかな街だったと思います。
平安時代アイヌの頭領阿弖流為は有名ですが(京都清水寺にお墓があります)
東北はアイヌによって治められていたのを京都朝廷に滅ぼされて北へ北へと
逃げ延びて行ったのです。
南方系の狩猟民族原始大和人は朝鮮から入って来た農耕民族現日本人の勢力に押され
南と北に分かれて逃げ延び、南は薩摩隼人などと呼ばれ、北はアイヌ(アイヌも意味のある
言葉に違いない)と呼ばれたのでしょう。・・・・・というのが私の持論です。
などなど遠野は憧れの場所だったので思いがけず行けた事がしあわせ~なことでした。