Mack The Knife02の5小節目からの4小節を考えてみます。
基音と対比音が集まると単位となります
今回は赤丸をした部分の「D・F・A」の音をテーマとして使います。
D 音から始まりF 音を通ってA 音のTargetまで行きます。
メロディの中にある音・音程をテーマにして3小節・4小節と大きな一つの一フレーズと
します。休符も含めてフレーズとなります。
ここでD 音とF 音の3度音程があるので3度のスケールでTargetAまでいきます。
下の楽譜はSonny Rollinsのアドリブ部分です。D 音から始まりF 音を通って下降してTargetのAへ。
G7の部分は別のスケールを使っています。これについては説明すると混乱するのでしません
が「E♭」と「A♭」の二つの音の「♭」をとってGmixolidianとしてもこのフレーズは成立
します。「G♭」は経過音ですからスケールモードには関係ありません。