フリガナの付いたニュース記事&初心者必見サックス演奏法 & etc.

フリガナの付いた記事と初心者必見サックス演奏方法とジャズ

Bye Bye Blackbird マイルスとコルトレーン的アドリブを書く02 Improvisation024

2024-08-21 19:27:47 | Improvisation

原曲のメロディの中にあるフレーズの度数をアドリブのモチーフとして使う。

3段目の3小節目は次の小節へのドミナントモーションになっています。

次の4小節も原曲のメロディの中にある度数をモチーフにして3・4小節目のターゲットに

向かっていきます。3段目の2小節目の「B♭・A・G・F」音は赤色で示したように1オクターブ

さげると4度の下向きの音列になります。3段目の3小節目はC7へのドミナントモーションで

裏コードのD♭7を使ってクロマチックに「E」音まで続きます。

ほとんどの小節で原曲をターゲットにしていますがここまでやるとアドリブが制限される

可能性がある。一つの例としてみてください。


モードの演奏って音がスカスカだな!って思っていた人がいると思いますが次の楽譜

でそのことが違って見えてくると思います。参考にしてください。

ストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ 』の一部分です。メロディーラインとその下に

ボイッシングされたコード、その下の低音部の「G7」のコードとを比べてみてください。

G7の部分のモードは「Gmixolydian」(Gミクソリディアン)です。スケールの音

「G・A・B・C・D・E・F」によって構成されていることが分かると思います。

これがモード演奏のサウンドです。実際の単音のメロディーの背後にはこのようなサウ

ンドがあるということです。

 

次にアドリブを書いてみます。

2段目の赤丸部分は対比単位の音でモード的です。

3段目は最後の「D7♭9」に向かってコードを構成しメロディにしたものです。

下の楽譜の2段目はモード的に赤丸部分は対比単位の音でターゲットに向かっています。

3段目は最後の「F」に向けて逆算したコード進行を当てはめています。3段目の2小節

目の最初の「E」音は次の下向きのスケールの対比音です。スケールの最初の音を対比音

にする形は色んな人のアドリブで頻繁に使われます。

このブログが「いいな!」と思ったら「いいね!」「応援!」「続き希望!」「役立った」
などの評価をお願いします。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bye Bye Blackbird マイルスとコルトレーン的アドリブを書く01 Improvisation022

2024-08-17 13:34:39 | Improvisation

Mは旋律モードを使ったアドリブでDはドミナントモーションを多用したアドリブです。

Mの最初の「D」音はFionianの対比音です。3小節目は赤カッコの部分はFionianの

対比単位で中心音が対比音になっている。

Dはドミナントモーションを使っています。2小節目の赤丸はドミナントで3小節目

のコード「F」は「Am・Dm・Gm・C7」に置き換えて4小節目のコード「F」へ。

置き換えたドミナントモーションの部分を16分音符のスケールで埋めていくと

矢印の下のようになります。

上の楽譜に続く部分です。Mでは赤丸部分の対比音が強拍部にあり、ハッキリとした対比

を表しています。モードで演奏する時はこの対比を意識して演奏します。対比単位がハッキリ

と現れた部分では中心音が対比単位の方に移り、和声的な言葉では「Gm」の上で「Am」

や「F」が演奏される。この時その部分が対比単位側のサウンドになります。その部分は

中心音が対比単位側になったということです。バッキングの「Gm」は変わりません。

このように中心音が基音側になったり対比側になったりして進行していきます。

Dの段では最初の赤丸の「E・G・F」次の小節のドミナントモーションのA7の「E・C♯・D」

のように音は半音で終止する(導音)方法がドミナントモーションによるアドリブの特徴で

コードは終止から前のドミナント、その前のドミナント、その前のドミナントと逆に戻って

発想されていきます。この時バッキングはほとんど追随しないので強いテンション感や

多調的になります。ドミナントは2度・5度に分けられたり、裏コードに置き換えられたり

、転調したりとどんどん複雑にすることもできます。

Dの段の8分音符の部分を(16分音符や6連符などの連符の)スケールの音で埋めていくと

あのシーツオブサウンドのようになりそうですが?どうでしょう?試してみてください。

このブログが「いいな!」と思ったら「いいね!」「応援!」「続き希望!」「役立った」
などの評価をお願いします。

原曲の赤丸はターゲットになる音です。ターゲットの音を入れてフレーズを書いています。

モード的アドリブでは緑丸は対比音(対比単位)を表しています。下の段のDom的の

2小節目の「E♭・C」は次のGm7へのドミナントモーションを瞬間だけ入れてみました。

3段目の4小節目と5小節目はフレーズが上向きに見えますが下に示してような下向きの

スケールを途中から1オクターブ上げることで音域を変えています。

これらを全てつなげてみるとしての16分音符のような下向きのスケールになります。

下の楽譜のMood的の1小節目で「D」音は対比音、次の緑丸の「F」音は強拍部で

フレーズの始まりです。ここで対比音から始まって「A・F」の次で対比単位へいき

次の小節の「G」音の基音で緊張から緩和になり、同時に次のFの対比音にと機能が

重複した音になってます。小節線を意識を超えてフレーズが出来ています。

上の楽譜で最後の段ではドミナントモーション的に「Gm7・C7」が「G・F♯・F・E」という

半音で下がっていく音に合わせたコード進行とフレーズになっています。

このブログが「いいな!」と思ったら「いいね!」「応援!」「続き希望!」「役立った」
などの評価をお願いします。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「マイナンバーカード返納と不都合?」フリガナ付き記事0027

2024-08-04 19:18:00 | フリガナ(ルビ)付き記事

このブログが「いいな!」と思ったら「いいね!」「応援!」「続き希望!」「役立った」
などの評価をお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする