Dandelion~美容師の生活~

ヒトのために地球のために自分ができること

専門家の味方を。

2019-08-26 00:58:52 | からだのこと

これは長く生きてきて、ちょっとわかったこと。
本屋さんに行くと、だれでも専門的なことがなんでも知れる世の中。
ネットで少し検索をしてもおなじこと。

しかし、専門家でもいろいろな考え方を持っていたり、表面的にはすばらしいことを言っていても、実際に行くと安心できない人柄だと、なんとなく不安になってしまうことがある。
それが、どんなにすばらしい場所で経歴があっても・・・。

美容師というと、世間からは「見た目のカタチ」を重視されてしまいますが、おなじ音の「びよういん」ではたらいている人と同じような知識を持ち合わせています。
いのちとは関りがない身体の細胞ではあるけれど、薬剤がいのちを奪う可能性があるものなので、必然的にそのようなことと向き合うことが多くなります。

肉体労働でもあるし、職人の世界でもあるし、上下関係はとても厳しいところ。
むかし、はたらいていたバイト先で出会った先輩美容師にも言われました。
「〇〇ちゃんには、あの世界はな・・・」ということを。

おもしろいもので、専門同期もおなじ店ではたらいている仲間も、技術は教え奪い合い、認めながらも、「負けるものか!」という競争心もあり、しかし、おなじ苦しみもわかるからこそ、先輩であろうが、美容師1年生であろうが、志してくれる人であろうが、きびしくともあたたかく、そして「いっしょにがんばろう」という想いを感じ取ることができます。

若いときは、どんなに寝不足になろうが、食生活が偏っていようが、好きな仕事ができていること、お客様が会いに来てくれるということが相まって、カラダのことなんて無関心でも元気でいられます。

ただ、どうしてもムリが重なってしまうと、年齢の変わり目に何かがおかしくなる。

原理原則がわかっているからこそ、じぶんが知らない世界のことは、きちんと知りたいし、支えてくれる人が必要だと思い、お客様に対して「髪や肌をたいせつにしてください」と伝えているからこそ、カラダや細胞、忘れちゃいけない「歯」と「骨」などのことも「一生、じぶんのものを」と感じるようになります。

早いうちに見つけてください。
じぶんのカラダを一生預けてもいいと思える、お医者さんを。


女性は、じぶんのカラダであってもじぶんのモノだけじゃないときがあるから、そのことも考えて。



こんな整え方もあります。

2019-04-19 23:58:01 | からだのこと

ヒトカラによく行くんです。
それは、むかしボイストレーニングやすこし音楽活動的なことをしてこともあって
わたしにとっては、生活の一部になっています。

美容師になったとき、集中しないといけないと思い
両方をきっぱりと止めたんです。

しかし、ダメでした。

よく考えたら、音楽がない生活なんてしたことがなかったから。
だから、わたしにとって「衣食住」とおなじくらい大切なのが「音楽」なんです。

なので、じぶんのからだのバロメーターみたいなものになっていました。
そして、リセットするような、じぶんをニュートラルするような感覚もありました。

だから「歌いたい!」と思ったときは
ちょっとノドの調子が悪くても、風邪気味でも行くんです。
逆に、からだの調子がいいとき、軽く感じるときにも行きます。
そして、すごく疲れているときには、なぜか行きたくなるんです。

むかしみたいに、発声練習なんてしないで歌い始めるから
声慣らしをするように最初の曲はおなじものを選んで、ノドを慣らすようにするんです。

すると、じぶんの声の変化がわかるようになります。
ノドに負担かけないようにすると、やわらかい声が出せるようになったり
調子に乗りすぎて、帰りはカラカラの声になってしまったり
生活の習慣を変えたとき、じぶんでもビックリするような声がでたりします。

最近は、いままで歌えなかったジャンルの歌が歌えるようになって
いったい何がそうさせてるのかなって思ったりします。


実は、合気道もおなじだったりします。

いつもおなじ準備体操をして、呼吸を整えて、足だけの動きの基本動作をします。
毎回おなじだけど、おなじようにできるように心掛けて、気を付けてやります。
もちろん、師範やまわりの人の動きも一緒にみながら、じぶんの動作の確認をします。

すると、じぶんの動きが変わる瞬間があったり、ちがう動きをしているときがあり
本当の稽古になったとき、じぶんの技の裁きや受け方が変ってきて
毎回、ふりだしになる感覚があります。

今までスポーツは、授業の体育しかやったことなかったから
からだを使う何かを身につけることって、こんなにむずかしくて
なかなかじぶんでイメージすることも大変で、わからないことだらけです。

けど合気道は、さまざまな武術のいいとこどりをしたような武道で
からだの自然の動き、流れを利用して、左右おなじ動きをして
バランスを整える目的もすこしあったりするので、長く続けるといいことだらけです。

足を組んだり、利き手、カバンの片方持ち、仕事による負担などなど
どうしてもカラダのどこかに負担やクセ、チカラが入ったりするので
稽古をすると、少しずつ整っていく感覚があります。

立ち方が変ると、歩き方が変り、呼吸の仕方も変わって、するとココロも変わるような。


おかけで、歌う声も変わってきました。

 


エネルギーの取り方。

2019-03-22 05:06:05 | からだのこと

小学生の家庭科、中学のときの理科の時間。
なんとなくイメージ図やイラスト、カンタンにからだの仕組みや血液、リンパ液、細胞のことなどなど。

・「炭水化物」は、ごはんやパン
  ⇒からだを動かすためのモノ

・「タンパク質」は、お肉や魚、大豆
  ⇒細胞をつくるモノ

・「ミネラル」は、くだものや野菜、骨など
  ⇒からだを維持するために必要だけど蓄えられないモノ

・「脂質」は、油やマーガリンなど
  ⇒たべものをおいしくするけど、取りすぎ注意!取らなすぎもダメ!というモノ

・「糖質」は、チョコやケーキ、アイスなど
  ⇒太る元の代名詞。しかし脳みそ動かしてる人は、これがイチバン必要なモノ

からだが大きく変化するときは、これらをバランスよく、たくさん食べることが大事。
たくさん吸収することもあるし、細胞も新しく、ぐっすり寝れば、<「ちゃんと回復もする」=「疲れが取れやすい」>となります。

そして、何よりもたいせつなのは、「水分」をしっかりとること。
からだの60%は水でできているから、きちんと取らないと血はドロドロ、栄養をはこんでいるから、なかなか各臓器に必要なモノが運ばれない。

そうそう、忘れちゃいけないのが、「食物繊維」や「乳酸菌」。
食べ物をからだに入れて、いらなくなったカスを外へ出さないといけないから。

これらは、なるべく「人工」でないもので取った方が、からだに馴染みやすいんです。
ただ、どうしても「天然」のものの栄養価が下がってきてしまっているから、あとは吸収しにくいからだにもなっていくから、濃縮されたもので、なるべく食べているモノがどんな役割をしているかを理解して、なぜ摂取するのかをわかって、「栄養補助食品」を使用するといいんですよ。

あとは、時間帯を考えて、〇〇しすぎは毎日しないように、好きなものはガマンしない!、からだにダメなことをしたときは必要以上にご褒美をあげる。


大人になると嗜好品がプラスαされて、少しだけでよくなります。


子供は自分の分身。

2019-02-11 20:06:57 | からだのこと

いま、すごく心配していること。
実は不眠症であることより、自分はもう子供を産めないんではないかということです。

一昨年から月経が1ヵ月つづき、一時的なものと思っていましたが、2ヵ月~3ヵ月となったとき、はじめて婦人科を受診したんです。
原因はわからず、子宮頸がんと子宮体がんの検査が精密検査になり、現在も経過観察中です。
なかなか通常のサイクルに戻ることがなく、いまは期間が短くなってたり、期間中のだるさや排卵痛もあるような気がします。

先生には、タイミングがわかりにくくなるだろうけど、けっして妊娠できなくはないと言ってくれたけど、とても心配しているんです。

来年はもう40歳。もちろんまだあがるには早い年齢だけど、こうストレスをたくさん抱えて「妊娠できないかもしれない」と気にしてしまっているから、最悪な宣言をされたときの心構えをしています。

ただね、いまは高齢出産、初産が40歳すぎての人もまわりにたくさんいるから大丈夫とも思ってはいるんですけど・・・。


ひとつの覚悟というか、絶対にしないと心に決めていること、それは「人工的に子供をつくること」はしない。
宣言されたらすぐ切り替えて、「産まれても育ててもらえない子」のためにこの先の人生考えようと思っています。

たまたま観たドラマでそうゆう制度があるって知ったから、あとはやっぱり子供のための何かの施設のため、チカラになれることをしたいなって思います。
あとね、ちゃんと後輩をきちんと信じて、立派な社会人に、おかあさんやおとうさんにして、いつかその子たちの子供を抱かせてもらおうかな笑。

・まだ若い人たちへ
子供は、じぶんが大人になったと思ったら、経済的にもちゃんと安定したら、つくるようにしなさい。
そしてパートナーと一緒に成長できると思う相手を選びなさい。
「しあわせな家族をつくろうね」ってずっと考え合える、そうやってなんとなく感じる人をね。

・もうすでに子供がいる方へ
そろそろ子供がいっしょの時は、スマホをいじるのをやめませんか?
子供がいろんな顔をしてるのを見た方がたのしいですよ。きっと。
きびしく怒るだけ、子供の機嫌を取るだけ、なんとなくモノをあたえてればいい、おばあちゃんがいいよって言っても、ご自分で育てられないなら、それは虐待していることだと、独身のわたしは判明教師としてみています。

わたしの親は、まだ子離れしていない人たちです。
しかし、わたしのことをきびしくとも、背中を見せて立派なところ、そしてかわいがってくれたことはちゃんと覚えています。
今はまた、親子げんか中ですが、ま、これがわたしの親子関係です。


少し話が飛んでしまいましたが、子供を産めないかもしれない、まだあきらめないの両方を抱えながら、「カラダをあたためること」「バランスの取れた食生活」、いまは不安定だけど「睡眠をしっかりとること」「生活をたいせつにすること」などなど、子供に教えたいことを意識しながら生活しています。


男性も女性も、オトコの子もオンナの子も、子供をつくることは自分のカラダをたいせつにするにつながります。



寝れないこと。

2019-02-10 20:46:39 | からだのこと

不眠症静養中のわたし。
いま、睡眠導入剤にて治療中です。

でも、正直なところ「治療中」とは言いたくない。
仕方なく通い始めた心療内科。

睡眠に大切なのは、カラダをメンテナンスしてから、安心してゆっくり、好きなゆっくりした音楽や香りに身を包めながら、布団に入ることが一番たいせつだって知っているんです。

たとえばね、すっごく体力を使ってどんなに遅く帰ってきても、必ず湯船に入って、カラダをしっかり温めてから寝ます。
そのあと、柔軟体操やストレッチをして、こわばった筋肉をほぐします。
カラダが緊張しているとよくない。疲れているとカラダがこわばっているから、ゆるめることを忘れません。

あとね、どうしても歳を重ねると体幹が弱くなります。
股関節だけは、硬くならないようにします。

生涯はたらきつづけてたいって思ってるし、やっぱりこの年までひとりでいると「カラダについて」は真剣に向き合うんです。

ただし、過剰にならないように。
自分のカラダに耳をすませて、ムリはしない、習慣にすることを心がけます。

去年は、ストレスがたぶんたくさんあったんだと思う。
食事もつくれず、すべてコンビニやスーパーのお惣菜、あとは外食で済ませてました。
本当はいけないとわかりつつも(あまり大きな声では言いたくないけど)洋服そのままで寝て、次の日の朝シャワーを浴びて出勤。

昔は仕事や対人関係にも支障が出てたから、合気道をはじめたのもよかったのかな。
仕事はきっちりして、家に帰ったらスイッチ完全オフ!
そんな日々を繰り返していたら、家族のこと、仕事のこと、友達のこと、恋愛のこと、将来のこと、いっぱいのことが重なって寝れなくなってました。

ただ、すべてのことがうまくいきすぎてしまって、うまくいきすぎていると想像できてしまって、勘違いしてたのかな。

これが不眠症になる原因のひとつなんです。

新しい大きなことをはじめよう!とくに責任が大きく、夢がかなった!みたいなこと。
それに伴って、どんどんアイデアが浮かんで、思考が研ぎ澄まされて行って、寝なくても大丈夫って勘違いしてきます。
すると、足元がブラついて、ちょっとおかしな行動を起こしたりします。

このことがよくわかっているので、破城しないように、破城しないようにって心がけてたのに、現代の人の多くはこのココロを乱してくる敵対心を持った人が多い。
本当に、いらぬ親切心です。

ちゃんとこのことを理解していても、不安ごとが多くなると、忘れていた誰もが持っているトラウマが襲ってきます。
すると、本当に寝れなくなってくるんです。

クスリに頼るしかなくなり、クスリを飲むと回復しにくくなります。

研究者、芸術家、音楽家などは、寝れない人が多いと聞きます。
なぜならば、それぞれの神様みたいな人からパワーをもらっているみたいなので、バランスをうまくとってちゃんと世の中のためにと活動をしているんだと思います。
有名な指揮者の人は、音楽が頭から鳴りやまないと眠剤を飲んで寝ているとTVで見たことがあるので。


不眠症のつらさは体験した人しかわかない。風邪とちがうから理解されにくい。あたりまえのこと。



休暇太りしてます。

2019-01-02 16:31:47 | からだのこと

なかなか体験できないひとり正月笑。
ちょっと外に出かけるときは、恥ずかしい気持ちもあるのですが、なかなか楽しんでいます。

ま、不眠症で休暇中なんですけどね。
ほんとにその場の気持ちで動いて、正直なところ、どうしたらいいのか不安でいっぱいです。
回復してる感はあるのでいいんですけど、出口が見えません。
たぶん、方向性は当たっていると思うんですけど、なんかよくわりかりません笑。

けどね、しずかに自分と向き合って、自分のカラダの声を聴いて、自分ひとりだからどこかへ行ってしまいそうにもなるんだけど、どうやらやっとどこにも行かない筋肉がついたようです。

おととし、あるサイトで出会ったダイエット本。
タイミングよくお得に通えたスポーツクラブ。
本気にまじめにダイエットに取り組んだんです。

もともと筋肉質だし、もっと太くなるのかなってウエイトトレーニングは避けていたんです。

けど、ちがった。

なんかね、ダイエットっていうと、運動したり食事制限したりって思うでしょ?
けど学生時代、悟りました。
ムリに食事制限や運動するより、ストレスをためないように、食べたいものは食べる!をしてた方が太らないんです。
ま、食べすぎはいけませんけどね。

そもそも、1日の消費カロリーは「基礎代謝6割」「運動3割」「残り食べたものの消費・吸収のため」だそうです。
なんで、がんばって運動をしてもなかなか痩せることはない。
「基礎代謝を上げる」ことが大切なんだってわかったんです。

その基礎代謝をあげるためには「大きい筋肉を鍛える」こと、太もも・体幹、とくに背中は普段の生活では鍛えにくいとこだから、ちゃんとトレーニングをした方がいいらしいですよ。
ビックリしたのが、おなかの筋肉はちゃんとキープできていると自信があったのですが、やっぱり骨がないからかな。
だいぶ落ちていると当時わかりました笑。

しかし、摂取カロリーがそのままだと・・・なんとなくわかりますかね?

そのことをイメージしながら、栄養のことを考えるんです。
カラダをつくっているもの、エネルギーに必要なもの、細胞に必要なもの、少々油、みたいな感じでイメージして食事をすること。
好きなものは我慢せずに、満足できるものを適量に。

あとね、運動を少しだけ生活に取り入れること。
なんでもいいんです。
けどね、長くいっぱいは続かないから、少しだけでも毎日です。

そうそう、ちゃんと記録することも忘れないでください。
しかも朝夜グラフにすると楽しいです。
目に見えて、自分のカラダのことがわかってきますよ。

すごく成功したんですけど、2018年はまったく考えずに生活しちゃったので、もとどおり。
習慣を手にするのはすごくむずかしいです。

ただ、きちんと筋肉をつくること、キープすることは、スタイルのバランスを維持するためにすごく大切。
ほかにもいろいろ、つながって、相乗効果がみられました。


おいしいものがたくさん食べれるこの時期、とりあえず楽しんで、ただね「しすぎ」にはご注意ください。
 興味のある方はまずこちらを読んでから、本体をお読みいただき、またここに戻ってきてみてください。