今日の「季節のこと」は私の感覚で思ってることです。
あれはちょうど・・・美容専門を卒業し最初の冬の時でした。
私は秋入学だったため、もちろん卒業も秋でした。
同期の皆は、卒業と共に就職してたんだろうけど、私はすぐにしなかった。
「春からにしよう」と決めていました。
なぜならば、最後に恩返ししようと思っていたから。
専門に入学する前から、ある企業さんでアルバイトをしていました。
業界ではかなり名の知れた会社で、めっちゃ忙しいんです。
この年度末は、最悪に忙しくなります。
この私でさえタクシーで帰ったことがあるくらいです。。。
なのに専門に入学するとき、勤務時間も短くなるのに快く引き受けてくださいました。
応援してくださいました。
だからね、せめて最後に繁忙期をどっぷりお付き合いしようと、就職を春まで延ばしたんです。
その頃ボイストレーニングもしていて、先生には歌だけでなく、人生のお勉強も教えて頂いてました。
それがまた不思議な人で、見えないものが見える人で、めっさオーラがあるお方でした。
ま、この方だから教わりたいって思ったんだけどね。
「春から就職する!」と決めていた私ですが、仕事で忙しいのを理由で就職活動をちゃんとしていなかったのです。
そのとき、先生が教えてくれました。
もちろん、渇を一発頂いてからです。
「1年の本当の始まりは<2月>なんだよ。年が明けたばかりの1月はまだまだ正月ボケのように調子が整っていない。来月がんばればまだ大丈夫。」
多分、もっと最もらしい威厳のある素敵なことを仰ってくださってたと思うんですが・・・ニュアンスしか覚えてません。
ただあれから数年。
本当はどんな意味があるんだろうって、<2月>を気にしながら考えてました。
「節分」「立春」「建国記念日」・・・そして<2月>だけが28日。
それらの行事の意味にも<2月>が1年の本当の始まりということを物語っていることがわかりました。
今、時代の流れはとても速く、どうやら先取りが流行っているみたいです。
洋服もそろそろ春物が並びはじめますからね。
来年度の就職活動も本格的に動き始めます。
けど、流れに乗ることも本当は大切なんじゃないのかなと思います。
その流れとは・・・「地球の流れ」です。
日が出たら起きる。
暗くなったら寝る。
旬のものを頂く。
寒いときは寒いを感じ、暑い時は暑いを感じる。
いやいや、もちろん、ずっとはムリですよ。
ただね、日本人は元々、四季を大切に生活に取り入れてきた民族です。
そんな血が少なからず流れていますからね。
先人が大切にしてきたものは、やっぱり大切にしないとね。
遠い遠いご先祖様ですから。
どんなに忙しく生きている人でも、意識することは誰でもできるはずです。
「環境破壊」「温暖化」なんて騒がれますけど、まだまだキレイな地球だと思うんです。
だって、今ちゃんと生きれてますから。
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これも少しだけ意識すると、ポッチと簡単ですよ。ありがとう。
人間が思っている以上に地球ってヤツはたくましいと思います!
お正月の挨拶として当たり前のように口にする言葉。
昨日から仕事始めの人、今日から仕事始めの人、たくさんいらっしゃると思いますが、いつもの「おはようございます」ではなく、この挨拶で朝が始まっているのではないのでしょうか。
ですが、いったい何が「おめでとう」なのか、考えたことはありますか?
実は本来、お正月は「神祭り」だったのです。
私たちの祖先は、一年の始まりであるお正月には歳神様がいらいして、その年のすべてを生み育む力を授けてくださると考えていたそうです。
お正月は、その力を頂くお祝いだったのです。
「おめでとうございます」は、歳神様に向け「豊かな実りを得るためのお力をお授けください」という祈りであり、「ようこそ今年もおいでくださいました」という祝福の言葉だったのです。
先人たちは、生きるための力は神様から「賜る」ものと考えてたらしいです。
生きる力だけではありません。
そもそもこの世に生まれてきた時点で、命を「賜った」、幸福を「賜った」と考えたのです。
そして、賜った力や命を活かし、自分自分が努力することで、生活の糧を結(たま)わるのだと・・・。
こうした由来を持つ挨拶。
ですので、お正月はたくさんの人に積極的に挨拶しましょ。
一年の始まりを寿ぐ風が日本中をつつみます。
「ひとり」の声が、「大きな」風を起こす元になります。
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1日1回のポッチが大きなランキングアップの元になります。
改めて、「あけましておめでとうございます」
寒氣がますます厳しくなり、北風が強くなる頃。
山々は雪に覆われ、熊もムーミン(!?)も冬眠に入ります。
冬遊びする人は積雪が気になる頃でもあるのかな。
クリスマスの準備はok?
年賀状も書かないと!
忘年会の予約はした?
里帰りはいつにしようかな?
あ~その前に仕事、仕事!!!!!
世話しないこの時期。
ひと呼吸おいて「冬探し」でもしませんか?
ちょっと寒いなと思う朝や夜、あえて冷たい風を感じてみる。
仕事帰りに夜空を見上げて、星の輝きを見てみる。
ほんの少しでも心と季節と同化させれば、時間もほどよく流れていくかもですよ。
師走のときだからこそ、あえて季節を感じてみるんです。
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みなさまのポッチ、いつもありがとうございます!
今日はクリスマスツリーの日でもあります!
本日、十一月二十三日は「勤労感謝の日」です。
この日は「新嘗祭(にいなめさい)」という神事を行う日でもあるそうです。
「新」は新米、「嘗」はごちそうの意味。
戦前までは一般でも新嘗祭としてこの人を祝っていましたが、戦後、「勤労感謝の日」という名称になったそうです。
きちんとお休み取られている方も、「なぜおら働いてるんじゃー!」って方にも、「感謝の日」です。
いつもよりちょっと気にして「ありがとう」をたくさん言う日にしてはいかがですか?
毎晩遅くまで働いてるお父さんに、ありがとう。
仕事と家事と、育児に追われている奥さんに、ありがとう。
いつもデートをドタキャンされる彼氏に、ありがとう。
名前は知らないけど、いつも通勤でお世話になっている駅員さんに、ありがとう。
コンビニのレジの兄ちゃんにも言ってみますか?・・・ありがとう。
そして・・・いつも無理をさせてしまっている自分のカラダに、ありがとう。
この日くらいちょっと贅沢なお食事でも、ご褒美あげてもきっと誰も怒りませんよ。
だって、法律で決められている「感謝」の日ですからね。
大切な人共に食事を囲んでみてください。
最後に忘れてはいけないのは、こうしてここに生を持つことができていることにも「ありがとう」です。
先人、ご先祖様のことも少し想って、仏様や氏神様に手を合わせてみてはいかがでしょうか?
願い事ナシで、「10円1枚の感謝」ですよ。
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管理人は咳のしすぎで、腹筋が3つくらいに割れる勢いです・・・。あんま感謝したくない。(T-T)
CMでハイボールを作ってくれてる女優さんでは、小雪さんではありません。
小雪【しょうせつ】
本日、十一月二十二日は二十四節氣の一つ「小雪」です。
冬の到来が近いことが感じる頃、雪の知らせが届く時節・・・。
本当に冬を感じる日が多くなりました。
今年は急に寒くなったことで、紅葉が一段と美しく、楽しんでる方も多いのではないでしょうか。
インフルエンザ対策も始めないといけないシーズンでもありますね。
基本は「手洗いうがい」です!そして、しっかり美味しいモノを召し上がってください。
・・・そんなこといってる本人はめっちゃ死ぬような咳して大変な状態です。
いつも二十四節氣だけをここに書いていたのですが、今日初めて「七十二候」というのをあるのを知りました!
二十四節氣をさらに「初・次・末」に分けられているものです。
小雪の期間の「七十二候」は・・・
初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず) 虹を見かけなくなる
次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 北風が木の葉を払い除ける
末候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 橘の葉が黄葉し始める
です!
季節は一瞬で変るのはなく、徐々に変わっていく・・・。
先人はそれを感じ、生活に取り入れ、畑をつくり、楽しんでたのでしょう。
日本人の感性、本当に素晴らしいなって思います。
そしてちょっと違う本でみたのですが、もうひとつ「小雪」にまつわる言葉を紹介します。
星屑のようにちりばめている
普段の想いが終結し、ひとつの想いとして
月に上り光として
その想いを放つ・・・・。
今日は「満月」
東京はあいにくの天気で拝むことはできそうもありませんが、なんか不思議な気持ちにさせてくれました。
実際にみえないけど、厚い雲の上にあると思って、想像してみてください。
注:月ではありません。(カメラ:月子姉)
満月が想像できない人は、どうしても見たい人はこれで我慢してください。
「〇〇(←わたしの名前、呼びつけです。)満月撮ったよ、ほら♪」と月子姉が持ってきました。
その日はちょうど満月の日だったので、最初見たときはたまげました。
あ、あのときの彼女達の写真、整理しないとな。
年内目標です!
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「いい夫婦」の日!
本日、十一月七日は二十四節氣のひとつ「立冬」です。
暦上では今日から「冬」です。
本当に寒い雨の一日でしたね。
季節のはじめには、「風」を意識するといいそうです。
冬は、来た方向から北風が連れてきます。
ちょっと寒いけど、部屋の北の窓をあけて、北風を招いてみてください。
ない人は、北の方向へ出掛けて、連れて帰ってるといいのもいいみたいです。
そして・・・「夢を実現する行動を起こす」ことがいいそうです。
まったくそんなこと知らずに、このひとつ前の記事を書いてました(^^;
一度読んでも、んなこと忘れてしまいますから。
気にしちゃいけないし、突っ込んじゃいけないことですから。
「日に新たに」ですから。
仕事に関しての夢はなくても、生きていく上での夢はきっと誰でもあるんではないでしょうか。
現実の自分より大きいもの、身の丈以上のものだから夢ですよ。
そこに少しのワクワクやドキドキもあるといいですね。
夢を描いて、前へ進むことは、この世に生を持つものの中で、人間が唯一持っているものです。
他のものたちは、生まれて、ただひたすら生きる。そして子孫を残す。
本能のまましか生きれませんから。
人間の特権です。
立派じゃなくても、自分が大切にできるものであれば、いいと思います。
何か思い描いて、一歩進んでみませんか?
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「ないよ」って人は、考えるだけでも。ま、強制もしませんけど。そんな季節なんだということを知るだけでも、一歩だと思います。
あはは^^;
すっかりこのカテゴリーのことも忘れてました。
ラジオで今日が「十五夜」だと知って、帰り道なんとも美しい満月を拝むことができたので、思い出したかのように「季節のこと」を書きたいと思います。
いつも引用させていただいてる「幸せを呼ぶ 日本のしきたり」
久し振りに目を通しましたが、改めて、康さんの季節の感じ方や表現の仕方が実に美しいなと思いました。
「日本の女性」を感じます。
ではさて、本日のお題のおはなしにいきましょう。
~中秋の名月には、「月映し」をする~
先人たちは旧暦八月十五日の月を「中秋の名月」と呼んで、愛でてきました。
新暦でいうと九月中旬から十月上旬にあたります。・・・・2010年は、本日九月二十二日です。
十五夜の月は、完全な満月ではない場合もあるそうです。
今この時間、東京の空は雲が覆っています。
月が隠れて見えなくてもその月にも名がついています・・・「無月(むげつ)」
そして、これから降るであろう雨。
中秋の晩に降る雨・・・「雨月(うげつ)」
先人は月の満ち欠けを再生や蘇りと重ねていて、かつてお月見は先祖供養のお祀りでもあったそうです。またつきの満ち欠けを農事の目安としていたため、豊かさを象徴する秋の満月には、秋の七草や団子、里芋、栗などをお供えし、収穫を感謝したそうです。
そりゃ、見えなくても名を付けたくなる訳だ。
2010年は贅沢ですね♪
だって全部の「月」を感じることができるんだからね。
「月映し」・・・それは、“お酒を注いだ器や水を入れたたらいを供える風習”です。
更に康さんは、「緑色の丼に~」と仰っています。
なぜなら、緑色は蘇りや再生、安らぎといったエネルギーを持っているからと記しています。
つきとの相乗効果で、若さや健康、夢などをいっそう甦らせてくれます、とね。
こんな短歌も見つけました!
【月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月】
月が8こ!
「この月」は旧暦8月ですから♪
*写真は・・・昔撮った満月じゃない月^^;
すっかりいろんなこと書き忘れていました。
では、今日は今年二度目の『夏の土用の丑』について。
・・・二度目!?
そう、今年の夏の土用の丑は、7月19日と7月30日の2回なのです。
なぜそうなるのか。どのようなことが基準なのか。
2回ってどうゆうこと?
について、今日はお話したいと思います。
私もそんなことそもそも知りませんでした。
スーパー行って、この時期ウナギがあると「あ、丑の日ね」と思うくらいでしたから。
まずは、夏の土用の丑の「土用」について。
「土用」とは、実はこの夏だけでなく、春夏秋冬の全部にあります。
立春、立夏、立秋、立冬・・・それぞれからさかのぼって十八日間をその季節の「土用」なのです。
今の季節から次の季節へと移り変わる、橋渡しとなる期間のことをいうのです。
まさしく今は、「夏の土用」真っ只中。
そして、夏の土用の丑の「丑」について。
この「丑」、「牛」と違いますよね。
・・・そうです。十二支でよく見る「丑」です。
カレンダーの暦の欄に、この十二支が書いてあるのを見たことありませんか?
ここまで言えば、おわかりですね。
そうなんです。「夏の土用の丑」とは・・・
【夏の土用にある丑の日】のことを指しているのです。
十八日間にある「丑の日」だから、最初のほうにひとつあると
ひと回りしてまたやってくるわけです。
かつて江戸時代、平賀源内さんが鰻屋に頼まれて
土用丑の日に鰻を食べることを広めたそうです。
民間伝承の「丑の日に“う”の附く物を食べると夏負けしない」をヒントにね。
夏バテ防止に精のつくもの「鰻」を頂きましょう。
お天気が落ち着かないここ何日。
季節の変わり目です。
もう過ぎてしまいましたが、六月五日ごろは二十四節氣のひとつ『芒種』でした。
芒とは「のぎ」で、稲や麦など、穀物の実の穀にある針状の毛のこと。つまり、芒種とは穀物の種のこと。
その名前のとおり、この時期麦畑は金色に実り、その刈り入れに農家さんは多忙な毎日。
そして多少の前後はありますが、田植えの時期でもあります。
これからやってくる、六月十一日頃はざっせつのひとつ『入梅』です。
五月雨とは本来、旧暦五月に降る長雨、つまり梅雨をさしました。
そんな中、街のあちこちに姿を現し始めるのが・・・紫陽花です。
紫陽花の美しい紫色はココロもカラダも清めてくれるチカラがあり、イライラやストレスを雨と共にさっぱり流してくれるそうです。だから、特に湿気のたまりがちなキッチンやトイレなどの水場に紫陽花の花を飾るといいらしいです。
また・・・・六月六日は古来、習い事を始めるのに適した日とされてたそうです。
なぜかというと、六月は五行でいうと「火」ですが、気候は梅雨時でじめじめしています。
このアンバランスを正すには、自ら才能を発揮し「火」の勢いを更に強くすると良いからだそうです。
この時期は習い事に限らず、得意なことや長所、自分の中にある「よいもの」を引き出してみましょ。
二十四節氣のひとつで、このふたつは国立天文台の計算に基づき定められるため、日にちが変動する変わった祝日でもあります。
私たちの先祖は、稲作をはじめとする農耕中心の民族です。
春に種を蒔き、秋に収穫する・・・しかし、天候に左右される農業です。
なので、春分に豊作を祈り、秋分には収穫への感謝の気持ちを神様やご先祖様に捧げたそうです。
そして仏教が中国から伝来すると、春分・秋分の日の習慣と仏教思想とが融合して、その結果、日本独自の『彼岸』という習慣が出来上がり、雑節のひとつになったそうです。
太陽が真東から昇り、真西に沈むのは極楽浄土への道。
昼夜の長さが同じなのは仏教の説く中道の精神を表している。
春分・秋分を中心にした三日間(お彼岸)は、極楽浄土が近くなりご先祖様が身近なところで守ってくださると考え、お墓参りに行ったり、お坊さんにお経をあげていただいたりするようになったそうです。
食べ物にあまり不自由がなくなった現代ですが、目の前にある農作物はおおもとを辿ると「大地の恵」を頂いてるのです。
今、こうして生きているのは、ご先祖様の存在があってのことです。
そう思うと・・・「感謝の日」でもあるのかなと思います。
【生きている】ではなく、【生かされている】
そう思うと・・・収穫を真剣に祈った先人たちの氣持ちを想像できませんか?
マジに祈って、マジに感謝してたのです。
だって、そこから命の糧を得ていたのだから。