私にとってNo.1の映画です。
私の大好きなものがいっぱい詰まった映画。
初めて買ったDVDでもあります。
【ローマの休日】
1953年度アカデミー賞、主演女優賞・原案賞・衣装デザイン賞 受賞
作品賞・監督賞、他全7部門ノミネート
そして、1993年にアカデミー賞選考委員会より脚本家ドルトン・トランボへ最優秀脚本賞を贈呈しています。しかし、本人は亡くなっていたため未亡人が変わりに受賞とのこと。
半世紀以上経っているのにも関わらず、今もなお愛され続けている、そしてこれから先もずっと・・・。
こうゆうのこそが「本物の作品」というんじゃないのかなって思います。
シンプルでドラマらしいストーリー。
けど、人と人・男と女・上と下・対等・・・さまざまな関係、立場がスマートで素敵に、シャレもあって、理想的に描かれているなって思うんです。
ひとりひとりが自立していて、主張して、尊重している。
あんな大人になれたらなって、30歳くらいになれば・・・なんて思っていたけど、まだまだ程遠かったです。。
仕事の取引の仕方も楽しい。
挑戦的だけど、そこに遊びもあって、自由もある。
映画だから?
・・・いやいや、あれも人間が描いたものですから、やろうと思えばできなくないと思います。
やっちゃおうかな(笑)
ま、場所と相手を考えて、検討いたします。
中でもイチバン好きなシーンは・・・もちろん、「アン王女が髪を切るシーン」です。
恐る恐る髪に鋏を入れていく。
ふと、鏡を見ると・・・「みえた」・・・この美容師がスイッチ入った瞬間、う~ん最高♪
わからないでしょ?
この興奮度の大きさ。
超~~~~~~テンション上がりますよ!!!
それを抑えて、抑えて、・・・緊張しながら、けどリラックス状態にするの。
それがまた堪らないんです!!
こうなったら、誰にも止められませんよ~。
・・・あ、失礼しました。
思い出しては、興奮してしまいました。
そして切り終わり、鏡の前で自分にうっとりしてる顔。
「この顔見るためにアタシ仕事してるんだな」って、いつも思います。
ポイントもあるんです!
「あごを斜め45度に上げ、目線は反対側の少し下」
この画は、女性がイチバン綺麗に見えると確信してます!
そんな私が美容師として、女性として、大切なものがあのシーンの数分に全部入ってるんです。
見るたびに同じ興奮をして、ドキドキして、アン王女といっしょに喜んで、美容師の充実感を一緒に感じています。
あと!遊覧船の上での美容師とのダンスシーン。
前髪にコーム入れてスタイル変えるところ。
あれもね、「わかるなぁ」って思うもん。
彼女いたらやっちゃうね、きっと・・・(注:と、言ってもノーマルですから。)
洋服も好き、使っている小道具も好き、街もいい!
カメラマンが撮った写真も最高!
コメディの方向性も、シュールでかわいらしくて、お付の女性のリアクションなんて最高ね。
最初の方のアン王女とのスケジュール確認のやり取り。
テンポがよくて、王女の「Thank you・・・No,thank you・・・」、あれ!好きですね。
あげだしたらキリがないくらい、それぞれのシーンにそれぞれの好きと楽しいがあります。
これほどトリコにしてくれる映画はないな。
全部がストライクゾーンに入ってます。
そして、忘れてはいけないのは・・・アン王女とジョーとの切ない恋物語。
たった24時間で恋が芽生えて、しかしそれは絶対に叶わない恋。
けど、結ばれる、結ばれないの問題じゃない。
一生のうちにそうゆう恋をする時間が持てたってことに意味のあることだと思います。
ま、ドラマの中の話ですがね。
城に帰ってきたアン王女は、ドキッとさせられます。
あれが本当の「強い人」です。
素敵な恋を乗り越えたからこそ、生まれた強さ・・・。
人気ブログランキング憧れの女性は、オードリー・ヘップバーン。目標は、アン王女です。・・・ムリ!?(^^;
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