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Dandelion~美容師の生活~

ヒトのために地球のために自分ができること

大切な存在。

2010-12-31 13:28:44 | ひとりごと

さ、2010年最後の日に何を書こうか、考えてたのですが、2010年改めて大切な存在と気づいた「家族」のことを綴りたいと思います。

では、少しだけ身の上ばなしにお付き合いください。

私の家族は、両親二人と妹と歳の離れた弟、そして私の5人家族です。

父親は昔ながらの亭主関白。
最近は歳とともにやわらかくなったものの、我が家のルールは「父親の意見が絶対」だったりしました。
曲がったことが嫌いで、正義感の強い人。
「正しいこと」を教えてくれました。
私は父親の背中見て育ちました。

母親は少女のまま大人になった人。
同じ女性として、あの無邪気でかわいらしさは、本当に素敵だなって思います。
掃除片づけが苦手な人。
植物が大好きで、季節を大切にする人。
そっと父親のトナリにいて、支える母親を見て育ちました。

両親共通しているのは、とても不器用なことろです。
学問がないことにコンプレックスを抱いてることです。
そして、自分のことより私達子供を大切に愛してくれてることです。

昔から感じてたことだけど、歳を重ねれば重ねるほど、そのことは強く深く感じ、この両親のもとに「生」を持てたことに誇りに思います。

しかし、私はこの両親に「相談」をしたことがありません。
いつも事後報告です。
なぜならば、うちの親、ものの考え方が幼いんです。
甘いんです。

そして、もうひとつ。
「相談」することが「迷惑」をかけることだと思っていました。
ちょうど私が中学生だった頃、両親はいつもケンカをしていた。
弟もまだ幼く、妹も小学低学年。
いちよ「おねえちゃん」ですから、「自分がしっかりせなあかん」って思ってたんですよね。
最低限自分のことは、自分でなんとかしようと思っていたんだと思います。

あと・・・これは多分。
うちの両親は、小さいときから私に答えをゆだねてきました。
習い事なんかは、私が「やりたい!」って言わない限りさせなかった。
押し付けられてやったものはなかった気がします。
そして「やるからには続けなさい」って、けどそこも強制させられなかった。
「私がやりたい」ということを支えるように応援しててくれた気がします。

なんとなくね。

だからかな、「私が幸せになることが、両親が喜ぶ」って思うようになった気がします。

実家を出て6年(かな?)。
すぐ帰れる距離なのに年に1,2度帰るか帰らないか。
連絡も私からすることはほぼなし。
親から見ればなんとも親不孝者です。

けど、一人前になるまでは甘えないって心に決めてた気がします。
ま、正直なところ実家より一人暮らしの自宅にいる方が、リラックスできるというのもあるんですけどね。

今年の夏の終わり。
足を痛めて、身体的にも経済的にもひとりでは何も出来なくなって、自立心芽生えて初めて、親に助けを求めた気がします。
「家出てから両親に何も出なかったのに、負担をかけてしまう」と情けなかったし、悔しかったです。

けど、改めてうちの家族の良さを知りました。
何度も窮地に立たされたことのある人たちです。
いつも何かの被害者になっていて、もちろんそれは本人達にも問題があります。
しかし、そんなときも「笑顔」なんです。
そしてみんながみんな「なにかするよ」って声掛けてくれて、優しいんです。
何にもできないんですけどね。

モノには恵まれてこなかった家族ですが、それなんかより大切で大事なモノを知っている人たちです。

そんな家族に恵まれたことに改めて感謝した年でした。


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ありがとうございます。

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今日、実家帰ります。しかし!まだやりのこしてることあるからもうすこし更新する予定です。

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