Being on the Road 2

日常の中に旅があり、旅の中に日常がある。僕たちは、旅の途上。
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美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/鉱都足尾・秋物語 その1

2025年01月01日 | 旅行

新年あけましておめでとうございます。

新年に紅葉期のブログも如何なものかと思いますが、秋のブログにおつきあい願います。

 

 

2024年の記録

足尾の燃える秋、9月~11月の散策の記録

 

 

正直なところ、僕は紅葉にあまり興味がなかったし、足尾の紅葉が、そんなに美しいものだと思っていなかった。足尾に住み、日々刻々と紅く燃える景色を目のあたりにして、紅葉の美しさ、足尾の紅葉を知った。

 

 

その1では、居宅を中心とした旧足尾町中心部の写真をアップする。

 

 

9月8日、秋雨前線のためか、激しい雨。「ああ、夏が終わったか」(足尾町掛水)

 

 

十五夜(9月17日)翌日の満月。居宅のベランダから撮影。

 

 

居宅前の足尾銅山記念館(1912年竣工の足尾鉱業所事務棟の復元)の建設も2025年5月の開館に向けて、着々と進んでいる。

 

 

11月になると足尾の美しい空が、益々美しくなる。(足尾町下間藤)

 

 

居宅駐車場前、わ鉄(旧足尾線)脇の樹々が、日々色づき、秋が深まる。(足尾町掛水・定点観測)

 

 

銀山平は、居宅と足尾鉱山をはさんで反対側に位置する。国道から外れているので、かじか荘(温泉・宿泊施設)と登山客ぐらいしか行かないが、紅葉は素晴らしい。(銀山平)

かじか荘には、庚申の湯があり、日帰り入浴もできるが、泉質も良いし、露天風呂の眺めも良い。(冬季の雪見は絶景)

 

 

足尾から粕尾峠を越え、鹿沼市粟野に通じる県道15号線の入り口から約800米のところにある内ノ籠湧水を汲んで飲用にしている。(念のため煮沸) 湧水から先に進み、粕尾峠のつづら折りが始まる手前に内ノ籠川に下りれるところがある。

 

 

11月17日前後が、紅葉のピークだったのかもしれない。11月下旬になっても、青空は相変わらず美しいが、16時をすぎると薄暗くなる。(足尾町下間藤)

 

 

内ノ籠川に1週間後の11月23日に再訪、紅葉の季節の終わった晩秋の風景が広がる。12月になれば、雪が舞うようになり、冬が訪れる。

 

 

【メモ】

年末年始、もともとTVは、そんなに見ないが、自宅でゴロゴロしているので、何となく見てしまう。昭和時代のリバイバル的なものが、多いこと多いこと。TV視聴者のボリュームゾーンが、そのまま加齢していることが明々白々。確かに30代前半以下の世代は、TVを見ない。そもそもの話、日本の平均年齢は48歳(2025年)である。国そのものが、年とってしまっているのだ。残念なことは、単に年とっただけでなく、貧しくなっている。

 

経済を活性化させて、再び豊かになるには、人口増加が肝だ。そんな話をすると、移民解禁だとか、外国人労働者の門戸を広げろ、といったことを主張する人がいるが、大きな勘違いをしている。「貧しい国に移民は流入しない」ということ。アメリカに不法移民が後を絶たないのは、アメリカが豊かで、魅力的な国だからだ。

 

人も社会も、成長とともに、できなかったことが、できるようになるが、衰退期に移行すると、今までできたことが、できなくなる。

 

例えば、僕が子供の頃、外食そのものがイベントで、外食にワクワクした。それが、外食が単に腹を満たす1つの選択肢になった。再び、外食がイベントになるかもしれない。

 

外食がむずかしくなる理由は、供給側の労働力不足も1つの原因だろう。午前11時から夜9時頃まで、毎日営業していた食堂が、定休日を設け、閉店時刻が早くなり、昼休みを設けるようになり、フロアを縮小し・・・・・・。また、ワンコイン・ランチなんて言葉が死語になり、千円でも足りなくなった。

 

最近まで、美味しいレストランをたくさん知っていることが、女性にモテる要素の1つだったが、これからは、気の利いた手料理のレパートリーが豊富なことが、女性にモテる要素の1つになるかもしれない。

 

社会が貧しくなることを良いとは思わないが、そのことに抗うことよりも経済的な貧富ではなく、精神的な豊かさを獲得する術を身につけることが、幸せへの近道じゃないだろうか。

 

 

旅は続く

 

過去記事は、

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