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だすけ、せったねかね

新潟の、万年少年?宮ちゃんの、歌って、踊って、ハッピー!ラッキー!レッツ エンジョイ!ミュージック・ライフ!!!

渡辺真知子「迷い道」 まーんと、昨夜の地震、えっせだったねやーーー!!!宮ちゃん家は大丈夫だったでねーーー!!!おまんたも、気ーつけてくんないねーーー!!!

2018-05-26 06:00:33 | 日記

迷い道


へなちょこな詩 その4

2018-05-25 06:00:25 | 日記
こないだ、

出張で、福島のいわき市へ行った

一泊二日だったが

要件は一日目で済んでしまった

二日目はもう帰るだけだった

帰りの電車は13時発

それまで、どうしていようか・・・・・

そして、思いついた

ここは海が近い

海へ行こう

最近、海へ行ってない

さっそく、タクシーに乗り込んだ

「海までお願いします」

「砂浜があるところがいいです」

「砂の上を歩きたいんです」

で、どのくらい経っただろうか

海水浴場に到着

もちろん、まだ5月だし

誰もいない砂浜が広がっていた

ここで、寝っ転がって

お昼頃まで、のんびりしよう

そう思って

「帰りはまたタクシーをよびますので・・・」

って、料金の精算をしようとした

ところが、その運転手さん

その年配男性の運転手さん

「待ってますよ」って

「ここで待ってますよ」って

僕、1時間くらい、ここにいたいんですって言っても

「いいです、待ってます」って

「私、暇だから、待ってます」って

「他にも、案内したいところあるから

待ってます」って

「料金メーターも止めておきますから」って

運転手さんに、そこまで言われて

断れなくなっちゃって

じゃあ、ちょっと行ってきますって

スマホだけ持って

タクシーを降りて、波打ち際に向かって行った

動画を撮ったり、静止画撮ったり

裸足になって歩いたりした

で、ふと、振り返ったら

運転手さんが、車から降りて、僕をじっと見てる

車に乗っていればいいのに

わざわざ、タクシーから降りて

高台から僕をじっと見てる

なんでだろうって思った

で、気が付いた

心配してくれてるんだ

僕のことを心配してくれてるんだ

運転手さん

僕が死ぬんじゃないかって

僕が海に身を投げて死ぬんじゃないかって

心配してくれてるんだ

きっと、タクシーに乗り込んで

「海までお願いします」って言ったときから

ずっとずっと

僕のことを心配してくれてるんだ

僕を一人にしたら危ないって

心配してくれてるんだ

僕は、そんなんじゃないのに

ぜんぜん、的はずれなのに

馬鹿馬鹿しくて笑っちゃうくらいなのに

僕のことを、そんなに心配してくれてるんだ

今日、会ったばかりの僕のことを

そんなに心配してくれてるんだ

とても嬉しかった

胸が熱くなった

涙が溢れそうになった

この町に来て本当によかった


宮尾昌亜