悲しい

ブログの更新がないから心配していた小倉先生が亡くなった・・
最後まで芯の通った方でした。
癌が憎い。

闘う先生に、一時の甘露となればと私の住む町の特産の巨峰をお送りしたことがある。
末期がんを抱えながら、外来の耳鼻科医として働き続けた忙しい先生なのに、すぐに自筆のはがきが来て驚いた。
今はそれが私に残された形見になった。

いつか来るだろうこの日を恐れていたけれど、最後の最後まで先生は闘った。
癌の患者は最後まで意識がしっかりしている。
先生悔しかったね。死にたくなかったね。
お嬢さんの花嫁姿を見たかったね。。

先生のように知識と気力がなかったら、もうとっくに、戦いは終わっていただろうと思う。
先生、本当にお疲れ様です・・・心から冥福をお祈りいたします。