徒然なるままに

子供の頃から活字が好き。読んだ本のこととか日々の暮らしの中で感じたことを綴っていきます。

青春18切符の旅

2017年04月10日 | おでかけ
久々の青春18切符。18でなくても使えるのがうれしい。
昔の貧乏な学生が帰省するのに安くというのがそもそもの切符の由来だろう。

春は忙しく・・期限が迫ってくる。
4月10日までに使わねば~~と忙しい中何とか出かけた神戸。

年をとって、のんびり乗り降り自由で車窓を楽しむのにもぴったりだと思う。
しかしまあ、乗り継ぎがうまくいかないようにできている。
ドル箱路線の東海道新幹線に乗せるためにはしかたないのか。

大垣でも米原でも待つ。
過去一番遠くが大阪。
今回はそれを超え神戸へ!

始発で名古屋に出て二度乗り継ぎ三宮に。

まずはフロインドリーブでモーニングをとゆるい坂道を歩く。
歩いたかいがあった。なんと素敵だろう。
教会は天井が高いから気持ちいい。








階下の焼き菓子とパンの店には、初代の創始者の写真が。






↓ここで焼いていたのだ。MMの妻木頼中博士の設計。

http://handa-akarenga.jp/

第一次世界大戦、名古屋捕虜収容所からここに連れてこられてパンを焼いた。
解放後は敷島パン(今のPasco)で責任ある仕事を任されて、その後神戸でパン屋を開いた。

新幹線なら1時間もかからないところを乗り継ぎで4時間近くかかる。
滞在時間は5時間。(笑)

観光地図を片手に、一緒に行った相棒はハーバーランドのモザイクで靴を買いたいという。
ではモーニング➜北野異人館➜モザイク

と決定。


昔、研修で新神戸にある会社施設に来た帰り、布引ハーブ園に行ったことがあったけど、位置をまったく勘違いしていた。

異人館ではポイント決めて、風見鶏の館と萌黄の館に入館。
風見鶏の館は、朝ドラの舞台とされているが実際は使ってはいない。
異人さんがこんな立派な家に住んでいた時に日本の庶民はどうだったのかと思ってしまった。

本当にすごい重厚で素晴らしかった。
スタッフの男性が、一生懸命解説してくださって詳しく知ることができた。
神戸は居留地ができるまでの間、一般の人たちが住むところに建物を建ててすんだから雑居地というらしい。

萌黄の館は3月に終わった朝ドラのべっぴんさんの撮影がここでクランクインしたそうだ。

やはりどの部屋も重厚で、家具調度の素晴らしさにも目を奪われた。






























神戸も横浜と同様母方の親戚もあるが遠くなってしまった・・
45年も前に、祖母の妹である大叔母が六甲山頂まで連れて行ってくれたのが懐かしい。

また今度も是非神戸を歩きたいと思った。

ループバスでハーバーランドまでいって、海の景色を楽しんだ。
ここの海は潮の香りがあまりしない。きれいな感じ。
モザイクでクルーズ船が行きかう景色をみながら、アイスを食べて、友人の靴選びに付き合い、帰りは神戸まで歩いた。思ったより近かった。














青春切符の何が好きって、乗り降り自由なところ。
急に思い立って降りたりできてすごい気楽。

東海道在来線の沿線は景色がわりにいい。
桜の季節は特に楽しめる。

往路は蕾だったのに、復路は2分咲!
夏のように暑かったから一気に開き始めたのだろう。
桜は一瞬の花ね。
人の命と一緒だわ。

あと3枚残っていると思いながら帰った楽しい旅でした。

今回は、フロインドリーブの外観の写真を撮っていたら、え~~~っ、同じ町のお顔見知りのご夫妻が。
こんなところでばったりなんて、偶然ってすごいな。

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