グロリオサ
ユリ科
グロリオサ属
お花を生けるとき、この花があるととても華やいで
なんだかうきうきするような気持ちになります。
グロリオサはラテン語で光栄という意味だそうですが、
私の気持ちを聞いてくれたらそう言われるかもしれませんね。
以前は花屋さんの花瓶の中でしか見たことがありませんでしたが、
行燈仕立てになっていたのを、ベランダの広さを忘れて、
大好きな花でしたので連れて戻りました。
観察してみるとなかなかおもしろくて、
ますます好きになりました。
花は蕾から行燈の様な形になり、開いて傘の様な形になります。
葉っぱの先がくるるんとつるになって、
そこらじゅうにからみつき、
みんな仲良し、手を取り合って、というような
強い絆を感じてしまいます。
根は球根で毒性が強いそうです。
花もちもよく、晒しみつまたで作ったフラワーベースの
試験管に刺して楽しんでいます。
しばらく楽しませてくれましたが今年はそろそろお終いです。