祈りを、うたにこめて

祈りうた(いのち  空)

 

カーテンのすきまから夜が出ていく

泣きじゃくっていた赤ん坊にも夜明けが来たのだ

 

ねむれなかった父

ねむらなかった母

 

カーテンの向こうには

 

肺によどんだ空気を

おもいっきり吐きだし 

赤ちゃんと

今日へ!

 

●ご訪問ありがとうございます。

早朝、散歩していたら、アパートの窓があいていて、赤ちゃんの泣き声が響いてきました。ああ、夜泣きか朝泣きかと思ったら、お母さんお父さんの姿が見えました。
思わず、「おつかれさま!」と、口のなかで言いました。

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