祈りを、うたにこめて

祈りうた(信仰くねくね  朝のうた)

朝のうた



夜のながさ 昼のくらさ

病に沈んだ者のいちにちがつづいていく

閉じこめられた部屋

句読点にならぬ点滴




細くなった腕が かなしみ色にそまる

白いパジャマは死装束のよう

けれど あおむけになったわたしは天をみあげる

そして のぞきこんでおられる目をさがす



開けた雨戸から夜が出ていく

夢に現れた過去たち   さようなら!

朝の窓へ腰の痛みを伸ばそう そして

今日の扉をあなたへの期待でおおきく開こう




★たんぽぽの 何とかなるさ 飛んでれば 
★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。
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