日本グルーヴチューン振興会

やっぱ吉本佳代さんってイイなぁ+レヴュー:『star quilt』吉本佳代

金曜日に「止めないで」笹川美和,『ホワイ・キャント・ウィ・ビー・フレンズ?』ビッグ・ホーンズ・ビー,『star quilt』吉本佳代の3枚を買ってきた。
BHBのアルバムも良かったのだ。「カム・トゥゲザー」や「ミッション・インポッシブル」のカヴァーはメチャかっこイイし、端々に垣間見えるスペクトラムの影響も思わずニンマリしてしまうし。なにより、J-POPで真っ当にファンキーなホーン主体のアルバムはなかなか出会えないから嬉しかった。
でも、土日はずっと吉本佳代さんのセカンド・ミニ・アルバムを聴きどおしなのだ。

去年ファースト『lost and found』で、その声にハマった。もちろんメロディのフックにも才能を感じた。日記や掲示板で、けっこう悩んでることも知ってたし歌いたくてもなかなか思うようにコトが運ばないもどかしさ、みたいなのも吐露してた。だから、このセカンドが出ることを知った時、本当に嬉しかった。どんな出来になってるかは、この際二の次だと不覚にも思ったしまった(カヨさんごめん)のだ。聴いてビックリした。全6曲、最初から最後まで心を摑まれっぱなしだ。自分の不見識を恥じた。カヨさん侮ってゴメンなさい。ファーストを超える楽曲のバラエティ、インパクト。英語を使わない歌詞が、カヨさんの印象的な声で綴られると心にダイレクトに響く。一曲目の「旅人」は、聴いてて鳥肌たった。泣きそうにもなった。シンプルかつ印象的なフックを持つメロディと、透明感と粘りを併せ持つカヨさんのヴォーカルで、こんな詩を歌われたら涙するしかない。なにがしかの悩みを抱えた人は、是非聴いてみて欲しい。そして、前を向いて歩んで欲しいと思います。ホントは全部の歌詞を載せたいくらいだけど、著作権とかの問題もあるので、一番心に残ったフレーズを

“弱音を吐いて 愚痴をこぼし
何もかも きらいになりそうで
それでも朝(あした)は 窓の外
新しい朝日を 連れてくる”

今、このCDの全てが心に刺さりまくりなのだ。


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