未レヴューの盤も溜まってはいるのですが・・・・・・
とりあえず、今感じているモノを書いておこう、という訳で嵐です(笑)
アルバムリリース以来、嵐の動向が気になってはいるのですが、音楽番組で50分丸々“嵐”という機会も貴重ですので、ウオッチした感想なぞ。
この番組で、私はアルバム曲に対する印象を少し変えるコトになりました。
それは、冒頭に並べられた“重たい”3曲のうちの2曲。
「movin' on」と「リフレイン」
切り離して、1曲単位で聴いてみれば、意外なほどすんなり耳に馴染む。
ま、いまだに「movin' on」のギターリフは馴染めませんが(苦笑)
しかし、奇跡のヴォーカリスト:大野智が魅せる、「movin' on」冒頭のフェイクは流石でした。
こうしてライヴ形式で楽曲を聴いて思うのは、5人の声のバランスが素晴らしい。
元々、ユニゾンなのにハモってる様に聴こえるヴォーカルキャラで、それは彼らの魅力の一つだった訳ですが、今回過去のヒットチューンも聴いてみて、その歌声に磨きがかかっているのを再認識。
大野智という稀有なヴォーカリストがいながら、決して“大野智withその他”(笑)になっていない。
歌がうまい男性ヴォーカルグループは、このご時世ですから掃いて捨てるほどいるでしょう。
彼らよりスキルの高いグループは山ほどいます。
それでも、嵐というアイドルの歌にアドバンテージが存在するのは何故なのか?
それは、身体だけでなく心を揺らすグルーヴチューンを生み出す制作チームのクオリティと、彼らしか持ち得ないヴォーカルバランスの黄金比、そしてエンタテインメントの本質を理解する余裕の賜物。
メドレーの中で歌われた「a Day in Our Life」
この名曲が全てを語っています。
私が嵐に興味を持つきっかけになった曲。
もちろん、それまでのジャニーズナンバーのクオリティは認めていたけれど、どうしても壁を取っ払うコトができなかった私の心をこじ開けた一曲。
実際に、嵐落ちした直接の要因は次のシングル「ナイスな心意気」の大野君のソロパートなのですが(笑)
大好きな少年隊の「ABC」をサンプリングした「a Day in Our Life」の衝撃は、私の眼を見開かせる力を十二分に持っていたのです。
あれから8年半。彼らは成長を続け、未だ坂を駆け上がる途中。
もっと、もっと、もっと・・・そんな風に思ってしまうのは、私のわがままでは無いと信じています。
あ、トークに関しても、バランスの良さは感じられますね。
私は、ニノのシニカルなコメントと、相葉ちゃんの無垢な感じが大好きです(笑)