日本グルーヴチューン振興会

嵐 「untitled」

今年もまた嵐のアルバムレヴューの季節がやってまいりました。

今回は難産というか、いつもの様なレヴューが書ける自信がない(笑)

とりあえず、自分で納得できるだけ聴いて素直に思った事を書いてみます。

 

 

「untitled」(通常盤)

2017/10/18リリース

ジェイストーム

JACA-5685~5686

 

 

最初に通しで聴いた時にものすごく違和感があったのです。今思えば、その理由はハッキリしています。前作が素晴らしく自分の好みであった事。先行シングルのカップリングがこれまた好きな楽曲が多かった事。ここ数年の自分の音楽的嗜好としてアナログな生ドラムとエレキベースによるリズムセクションが作り出すグルーヴを好んでいた事。音数を詰め込みすぎない、隙間でグルーヴを出す楽曲が肌に合っていると感じていた事。

自分の音楽的趣味は常に一定ではなく、音楽を送り出す側も常に同じサウンドを繰り返す訳でもない。お互いのバイオリズムが噛み合う瞬間もあれば乖離が激しい時もあるという事ですね。

ただ、その違和感は何度も聴いているうちに薄れていきます。それは何よりもクオリティの高い楽曲を用意するスタッフと表現力をますます身に着けた彼らの力が感じられた事が大きい。

今回のタイトルが日本語で言えば“無題”とされている様にあらゆる方向に楽曲のタイプを振り回し、試行錯誤ではなく確信をもって軸をブレさせる攻めの姿勢が取れるようになったのは、間違いなく各人の歌の力が増しているからだと思うのです。

評論家の宗像明将氏がビートルズの『ホワイト・アルバム』のようだと喝破したのが一番腑に落ちる言葉でした。あらゆるジャンルを飲み込む多彩過ぎる音作りで賛否両論を呼んだビートルズ後期の問題作は今では個性的で質の高い楽曲の宝庫として評価される作品として歴史に名を刻んでいます。この「untitled」にも同じ様な匂いを感じる様になりました。

 

 

大好きだと自信を持って言える曲が満載という訳ではないけれど、クオリティの高い曲が詰め込まれているのは間違いないです。

収められているシングル曲は3曲とも、そんなに好みではないけれど(苦笑)

ただ、アルバム曲の中にツボにハマる曲があって、それは流石だなぁと思います。

 

「Green Light」はChristofer ErixonとJosef Melinが書いた曲をお馴染みの石塚知生がアレンジ。EDMだけどゴリゴリにベースが強い訳ではなくヴォーカルがちゃんと前に出る作り。この辺りは石塚氏の手腕を感じます。控えめながら存在感のあるべースは二家本亮介、カッティングが心地よいギターは福原将宜です。

「つなぐ」に関しては作曲:Peter Nord&Kevin Borg、編曲:Peter Nord&佐々木博史という布陣ですが、個人的には好みではないのは確か。佐々木氏らしいプログレッシヴなアレンジは健在。弦一徹のストリングスをあんな風にパーカッシヴに使う変態性も素晴らしいです(笑)ベース:松原秀樹、ギター:設楽博臣、三味線:小山豊、トランペット:中野勇介、トロンボーン:鹿討奏、テナー&バリトンサックス:村瀬和広、ストリングス:弦一徹ストリングスという豪華なバックも贅沢。

「未完」は作曲:Josef Melin、編曲:佐々木博史による超絶ミクスチャー。あらゆるジャンルを横断する構成は圧巻。ただ、個人的にはリード曲であるがゆえアルバムコンセプトを表現しようと詰め込みすぎたきらいはある。ギター:設楽博臣、トランペット:中野勇介・川上鉄平、トロンボーン:東條あづさ、テナーサックス:大郷良知、アルト&バリトンサックス:村瀬和広、ストリングス:弦一徹ストリングス。

 「Sugar」は作曲:iiiSAK&HIKARI、編曲:iiiSAKによるダンスエレクトロ。この曲、大好きです。多分アルバム本体で一番好き。エレクトロなのにちゃんと隙間がグルーヴィでヴォーカルワークの見事さが半端無い。この歌割りは私的嵐史上ナンバーワンかも。ハモの組み合わせとか実に新鮮。そして相葉くんのファルセットが堪らんくらいアーバン。シングライクトーキングやスクープオンサムバディの様な佇まいも見えるオトナのメロウグルーヴです。コーラスアレンジのHIKARIさん素晴らしい。

「Power of the Paradise」に関しては何度聴いても慣れない(苦笑)作曲:nobby、編曲:ha-jの組み合わせ。タイアップの性格上仕方ないが、このタイプのJ-POPが肌に合わないのは如何ともし難い・・・バックの壮大なストリングスは弦一徹ストリングス、ギターは2008年の嵐ライヴのバンマス:奥田健治。

「ありのままで」は作曲がChristofer Erixon、Joakim Bjornberg、Atsushi Shimadaのコライト、編曲がAtsushi Shimada。オールドタイミーな鍵盤にソウル風味を感じるミドルポップ。大好きという訳ではないけどアルバムのアクセントとしてこの位置にあるのは納得。ギターは河合英嗣。

「風雲」は作曲がErik LidbomとSimon Janlov、編曲がmetropolitan digital cliqueというお馴染みの面子による疾走するロックアッパー。グルーヴよりもスピード感と勢いが強いのがちょっと苦手。でも色んなタイプの楽曲を、というコンセプトからは外せないんだろうなと。ドラムはハイスタンダードの恒岡章、ベースはレキシのツアーでもお馴染みの山口寛雄、ギター:設楽博臣、オルガン:板倉真一という4リズム。

「I'll be there」作曲:Fredrik "Figge" Bostrom&佐原康太、編曲:佐原康太&metropolitan digital cliqueによるスウィングジャズテイストのダンスチューン。ベース:渡辺等、ギター:設楽博臣、トランペット:中野勇介・川上鉄平・田中充、トロンボーン:鹿討奏・鳥塚心輔、アルトサックス:村瀬和広、テナーサックス:庵原良司、バリトンサックス:大郷良知、チューバ:松永敦というゴージャスなホーンセクションは圧巻だが、どうしてもキレより圧の感じが身体の揺れを止めるのが個人的には残念。

「抱擁」の作曲はVictor Sagfors&Peter Boyes&Caroline Gustavssonというあまり馴染みのない名前。しかし編曲は信頼の吉岡たく(笑)この曲も好きです。ミドルテンポでもきっちりグルーヴがあってキャッチーなメロディが生きる今のR&Bチューン。ギターのカッティングとベースラインが実に気持ちいい。 

「Pray」は作曲:Erik Lidbom&wonder note<編曲:Erik Lidbomによる王道バラッドチューン。悪い曲じゃないんですが・・・ドラムに佐野康夫を使っているのが何故にこの曲なんだという気持ちはあります(苦笑)ギターは河合英嗣、ストリングスは室屋光一郎ストリングス。

「光」は作曲:久保田真悟・イワツボコーダイ・佐々木久美、編曲:久保田真悟という珍しく日本人だけのコライト楽曲。佐々木久美さんは長年、山下達郎のバンドでコーラスをされていた方でゴスペルにも造詣が深いのでクオリティの高いコーラスワークが堪能できます。心が弾む様なホーンはトランペット:吉澤達彦、トロンボーン:半田信英、アルトサックス&テナーサックス&ブラスアレンジ:本間雅人です。ベースは山口寛雄、ギターは設楽博臣、そしてゴスペルコーラスは佐々木久美(コーラスアレンジ)・TIGER・Lyn・佐々木詩織(久美さんの娘さん)、コーラスが草川瞬という布陣。ラスト1分のコーラスは少し泣きそうになります。良いメロディが染みます。

「彼方へ」は作曲:TAKAROT&iiiSAK、編曲:TAKAROT&河合英嗣による壮大且つ疾走するゴージャスな1曲。好みじゃないはずなんだけど、何故か聴けてしまうのが不思議(笑)というか、このアルバムはそのパターンがすごく多い気がするのです。その話は纏めで少し書こうと思いますが。

「Song for you」は作曲:Simon Janlov・wonder note・Kevin Charge・Erik Lidbom・SHIROSE・山下康介、編曲:山下康介というクレジットからわかる様に様々な曲調を盛り込んだ、ある意味で情報過多な一大組曲。しかし11分半という長さを感じさせずにさらっと聴かせてしまう、劇伴を数多く手掛ける山下氏のアレンジが流石です。そして、何よりもメロディが素晴らしいです。“出逢うべくして出逢い~”の辺りは本当に大好きなフックがあります。ゴージャス極まりないサウンドを支えるのは、ドラム:小笠原拓海(山下達郎のツアーメンバー)、ベース:須長和広(クオシモード)、ギター:遠山哲朗、ピアノ:佐々木博史、ストリングス:室屋光一郎ストリングス、フルート:高桑英世・森川道代、オーボエ:荒木奏美、クラリネット:中秀仁、ファゴット:長哲也、トランペット:西村浩二・菅坂雅彦・二井田ひとみ、トロンボーン:中川英二郎・半田信英、バストロンボーン:藤井良太、アルトサックス:吉田治・本間雅人、テナーサックス:庵原良司、バリトンサックス&フルート:山本拓夫、ホルン:ジョナサン・ハミル(東京交響楽団プリンシパル)・加藤智浩・小谷晋一・井上華、チューバ:柏田良典、ハープ:朝川朋之、パーカッション:萱谷亮一、大場章裕という完全にオーケストラな面々。贅沢に予算かけてるなと思います(笑)

 

ボーナスディスクに収められた5曲についても少し。

 「バズりNIGHT」は作曲:A.K.Janeway・多田慎也、編曲:A.K.Janewayによる往年のパラパラ的エレクトロダンスチューン。しかしどうにも下半身が動かないタイプの曲なのが苦手。

しかし、次の「夜の影」が最高に素晴らしい。作曲:MIC・Soma Genda、編曲:Soma Genda・Captain Bによるチルでトロピカルハウスな色っぽいナイトR&B。ここでの大野智・二宮和也・松本潤のヴォーカルが本当に成長とポテンシャルを感じる訳です。

「UB」は 作曲:Samuel Waermo・Stefan Ekstedt・Didrik Thott、編曲:佐々木博史による温かみを感じるミドルポップチューン。ギター:設楽博臣、ピッコロトランペット:中野勇介、トロンボーン:鹿討奏、ホルン:柳谷信、ソプラノサックス:副田整歩、カヴァキーニョ&ブズーキ&マンドリン:田代耕一郎、パーカッション:土屋吉弘、ストリングス:弦一徹ストリングスによる壮大なバックトラックが如何にも佐々木氏のお仕事だなと感じます。

 「Come Back」は作・編曲をSUPA LOVEの田中直が手掛けた粘るヒップホップチューン。ドラムに佐野康夫を使う贅沢仕様(笑)ギターは河合英嗣、コーラスは草川瞬です。

「カンパイ・ソング」は作曲:Kehn mind、編曲:河合英嗣による文字通りのパーティチューン。ドラム:恒岡章(ハイスタンダード)、ベース:TOKIE、トランペット:佐々木史郎・小林太、トロンボーン:河合わかば、テナーサックス:吉田治、バリトンサックス:鈴木圭、ブラスアレンジ:菊谷知樹。

 

ということでダラダラと書いてきた訳ですが、今の段階ではこのアルバムは評価が難しいです。確かに好みの楽曲が多い訳ではないです。でもちゃんと1枚聴ききれてしまう。好きな曲は何度も聴いてしまう。そういった意味で酷評するのも違う。今、決めなくても良いなと思わせる魅力もある。そういった意味でもチャレンジングな未完で無題のアルバムなだと納得する訳です。

 

そして、ちゃんと聴き切れてしまう最大の要因が彼らの歌にあるんだと思うのです。5人が皆、きっちりと歌の力を増している。ちゃんと心に響く良い声になっている。ポップスにおける歌は正確に歌うスキルが魅力ではないのです。勿論、彼らのスキルが上がっているのも確かですが、それ以上に歌を届ける事に長けてきたなと感じるのです。櫻井くんの歌は失礼ながらラップ以外の部分で魅力を感じる様になりました。とても素直に真っすぐ歌を届ける力に満ちています。二宮くんは色気溢れるファンクな楽曲にも力を発揮する様になり、ますます全体を支える圧の強さが増したと思います。松本くんはハモだけでなく主線での技法や表現力に成長を感じますし、元々音楽の趣味が良いのも相まって良い歌い手になったなと。相葉くんは本当に素晴らしいファルセットの使い手になったと思います。声のワシャワシャ感が若干引いたことで生来の声のクセが最高のフックになった。そして、高いスキルと表現力を持つ大野くんは周りの成長を受けて更に高みに行こうとしている。5人が5人、歌い手として強くなってるのをアルバムから感じます。このアルバムはもっと先を見据えた習作なのではないかと壮大な想像をしてみたくなる(笑)

 

ただのポップス好きのオッサンがこのアルバムを聴いて感じたのは、彼らのこれからが楽しみだなという期待です。今は落胆も嘆きも一切ありません。これからも折に触れ、私好みなグルーヴチューンが彼らのレパートリーに加わる事を楽しみにしながら待とうと思うのです。


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コメント一覧

デルフィス
お久しぶりです
ジャンママさん、コメントありがとうございます。
仰る様に停滞よりも挑戦を選んだのだと思います。何年も先を見据えているのだと思えばこのアルバムも理解できる様な気がします。
彼らの歌が成長しているのが今までで一番感じられるアルバムだったなというのが今日現在の正直な感想なんです。また暫くして聴いたら色々と違った何かが見えてくるかもしれません。
関ジャニとのセッション、私も見てみたいです。
ジャンママ
お久しぶりです
ブログを読みたいと思いつつ、気づいたら、こんなにも時間が経っていたんですね。
福岡のヤフオクライブも終わり、明日から名古屋ですね。

今回のアルバムuntitled を読みました。
音楽には詳しくないのですが、このブログに感じ分かります。

このアルバムの曲はとっつき悪いのですが(悪口ではないです)、何故か聞けてしまう。噛めば噛むほど、いいです。
初めて聞いたときは、えらく難しいことやってるなあというのが、正直な感想でした。こんなにいろんなところに手を出して、ライブの構成はどうなるのかなあと、心配していました。

何度も聞いているうちに、嵐が止まることを選択したのではなく、先の先を目指そうと思ったアルバムなんだと、これからの先の5年先、10年先を見ている、そんな彼ら5人の眼差しを感じました。

ブログに書いてあったように、明らかに5人は歌が上手くなってきています。
2年前のときに潤くんが上手くなったと思ったのですが、今回は翔くんがとても上手くなっています。
無理な発声をして歌ってる所があって、過去においては???ということもあったのですが、翔くん、ボイストレーニングしてるのかなあと思うぐらいに、声が伸びやかになっていました。
まだまだの面はあるのですが、この進歩には拍手を送りたいと思いました。

だからこそ、音楽の幅が大きく深くなったんだなあと、冒険ができるようになったのだと。
今回のライブは生の歌で、本当に素晴らし買ったです。
何年前の彼らを考えたら、素晴らしいと、留まっていることもできたはずなのに、ちゃんと歩んでいる彼ら5人を見て、感動してしまいました。

関ジャニにメンバーが自分達の番組で出て、いっしょにセッションしてほしいと言ってるとの、記事を見つけて、うなづいてしまいました。
ぜひ、実現してほしいものです。
デルフィス
はじめまして
さるモンキー様、コメントありがとうございます。レヴューをご覧いただいているとのことで重ねて御礼申し上げます。
とりあえず、レヴューを書いた時点で私がどう思ったかを書き連ねただけの文章です。今の段階ではまた違った受け止め方があるかもしれませんし、何年かした時に全く違う印象を持つかもしれません。その時の自分の音楽的嗜好がどう変化しているのかも解りませんし。
それが音楽の一番面白いところかもしれないなと、ただの音楽好きは思うのです。
また覗きに来てくださいね。
さるモンキー
そうなんです
こんにちは。はじめてコメントします。
いつも面白いレビューで楽しく拝見してます。
今回のアルバムは、私も「好きとも嫌いとも言えないし。よくできてると思うのだけど、どういう風い受け止めていいか・・」という何とも煮え切らない受け手になっていました。
歌唱力の圧倒的なスキルアップや、楽曲の丁寧なつくりは感心するけど、なんか落ち着かないアルバムで。
でも、たしかに「今何か感想を決めなくていいんだな」ってレビューをみて思いました。
自分も嵐の楽曲を紹介するサイトを持っていますが、まだこのアルバムについては書けずにいます。
デルフィス
はじめまして
まめ様、初コメントありがとうございます。
過分なお言葉に恐縮いたします。でも、そう仰っていただくと書いている甲斐があるというもので、とても嬉しいです。
また時々覗いてくださいませ。
まめ
はじめまして
delphisさんこんにちは。初めてコメントさせていただきます。
去年偶然delphisさんのツイートを目にしてからブログやツイートをたまに拝見しています。
私は約10年ほど前から嵐のファンです。始めは5人の雰囲気が好きになりそれから楽曲を聴くようになりました。
私自身が音楽をやっていることもあり、出来るだけ嵐の音楽一曲一曲に、ファンというフィルターを介さず向き合おうと心掛けています。心掛けていますが、100%で出来ているかは別の話で。。
曲に対する感情や考えが、ファン目線であるからなのか、それとも音楽として感じているのかが分からなくなることがあります。。そんな中で、delphisさんの記事やツイートは、自分の中の感覚を正すのにとても助かる存在です。いつもありがとうございます!

楽曲は好みだったり好みじゃなかったり様々ですが、最近は聞き心地のよい曲が増えてきたように感じておりました。
delphisさんの記事を読んで、それが贔屓目でなく5人の歌の力が増してきたからではないかと思えてファンとしてもとても喜ばしいです。 そして、いろいろな意味で、これからの嵐がもっと楽しみになりました!

長々とコメント失礼しました。
これからもお時間あるときにレビュー等していただけると嬉しいです(^^)
デルフィス
いらっしゃいませ
lilyさま、COUCHに続いてのコメントありがとうございます。
私も何度も聴いているうちに、このアルバムは化ける可能性があるかもなぁと思い始めています。レヴューでも言及しましたが、やはり歌の力が増しているのが大きいなと感じました。角松敏生さんがデヴューアルバムを当時のバックトラックを生かして今のヴォーカルでリテイクした事があります。嵐も、そろそろそんな試みをしてみても面白いだろうなと思うのです。
シングルベストは近日中に書けるかなと。アルバム曲やカップリングを含めて、となると10曲では到底納まらない気がします・・・・いつかはやってみたいですが。
デルフィス
はじめまして
miminさま、コメントありがとうございます。
嵐目的で来ていただいた方に他の記事を見てもらって、しかも気に入っていただけるのはこの上ない喜びです。
今回のアルバムは今聴いてもいくつかポイントがありますが、しばらくして聴いたら印象がガラッと変わる可能性を秘めているのではと感じています。色々と他の楽曲を楽しんで待つのも面白いかもしれません。
lily
好きなアルバム
こんにちは、以前、COUCH についてコメントした者です。
もともと、嵐のレビューをいつも読ませて頂いていたので、新アルバムのレビューも楽しみにしていました!

私は、このアルバム大好きです!
ちなみに、これまでの中では 「How's it going」「いざッ、Now」が好きです。

聴くまでは、「未完」も好みじゃないし組曲なんて実験的だなぁ、って全然期待してなかったんです。
ところが、何度か聴いているうちに虜になりました。
最初から Song for you まで、ストレスなく一気に聞けてしまいます。
(通常版のDisk2は、アルバムの流れという意味では切り離して考えてます、あくまでボーナスなので…)

私は、Suger、抱擁、Song for you が特に好きです。
最近は、ありのままで、光も好きになってきました。
ちょうどバランスよく好きな曲にめぐり逢うのが良いのかもしれません。

あとは、やっぱり、嵐が歌うとどんな曲調でも、結構聴けてしまうんですよね。
以前からそれは思っていたけど、最近のボーカルの進化が、さらにもっとアルバムの統一感につながっている気がしました。
(ソロがアルバム中に散りばめられてないのもあるかな。そういう意味で、ユニット曲がボーナスとして別になっているのは私は良かったと思います。)

デルフィスさんが、レビューで歌の力に触れて下さってましたが、私がなんとなく感じていたことを上手く言葉にしてくださったようで、すごくスッキリしましたし、一人の嵐ファンとしてとても嬉しかったです。

また、長文になってしまいました(汗)
シングルベストテンも、楽しみにしてます。
個人的には、アルバムもカップリングも入れてのベストも希望!です。
今後も、他のアーティストも含めて、レビュー楽しみにしています。
mimin
はじめまして
はじめてコメントさせていただきます。
最初は嵐さんの記事目的でした。恋は盲目的に嵐さんに入れ込んでいるファンにとっては、デルフィス様のレビューが本当に新鮮で、お邪魔するのが楽しみになりました。
最近では、嵐さん以外の方のレビューなども少しずつ読ませていただき、土岐麻子さんのPINKはお気に入りの1枚になりました。
さて、今回のアルバムですが、正直に言うと苦手なタイプのアルバムでした。嫌いじゃないんだけど、毎日全曲リピートして聞きたい感じもしない。
仰る通り少し寝かした方がいいのかも知れませんね。そろそろ聴こうかな、聴いてもいいかなと思って聞いたら、どんな風に感じるのかを楽しみにしようと思います。
長文、さらに下手な文章でのお目汚し、大変失礼いたしました。
これからもレビュー楽しみにしております。
デルフィス
ミカタン様、いつもありがとうございます。今回のアルバムは本当に少し寝かせた方が良いのではないかと思いました。
楽曲は完成したら変わりませんが聴く側の嗜好や感覚は刻一刻と変わっていきますから。
どう受け止めるか今から楽しみだったりします。
デルフィス
M Y 様、丁寧なコメント感謝いたします。
自分の子供と同じくらいの男性からコメントを頂けて、レヴューを書いてて良かったなぁと改めて思いました。
楽曲に対する私の評価など気になさる事はありません。ただ単に自分の好みで好きに書いている素人の戯言ですから「あ~また好き勝手言ってるよ」と思って頂いてよろしいかと。
ただ、そんな私の記事が楽曲の魅力を伝えるきっかけになったなら幸せに思うのも確かです。本当にありがとうございます。
嵐の好きな曲については近日中に記事にしてみようかなと思っています。とりあえずシングルの表題曲10曲セレクトでやってみたいなと考えています。
また覗きに来てください。
ミカタン0617
悩ましいです(笑)
こんにちは。今回も素敵なレビューありがとうございます!
今回のアルバム、私は久々にシングル飛ばして聞きました(笑)いや、流れで聴けるんですよ。でも、飲み込みにくいというか…ま、今回のシングルがあんまり好きじゃないからでしょうが。たまには通して聞いて見ようかなと思います。
娘は「つなぐ」が大好きなんで、飛ばすと怒られるんですよね(笑)
私はやっぱりSugarが一番好きですね。繰り返し聞いてます。
アルバムとして好きかと言われたら…まだ悩ましいです。でもデルフィスさんが言う通り、聴き込んで、私の中で熟成されたら大好きになってるかもしれません。
M Y
はじめまして
はじめてコメントを送りたいと思います。
僕は今回のアルバムは大好きです。
メンバーの皆さんの歌声が心地いいのはもちろん、各曲それぞれに個性があるからです。
実は最初に聞いたときはあまり印象に残る曲がなく好みじゃなかったんですよ。でも繰り返し聞いていくうちにどんどん今回のアルバムの虜になっていったんですよ。

僕は 「未完」「Suger」「風雲」「抱擁」「光」「彼方へ」が特に好きです。

いつも嵐のアルバムがリリースされるとあなたのレビューを見ています。
正直なところあなたと僕の好みがかなり違うこともあり過去に「なんでこの曲が好きじゃないんだろう?」や「僕はこの曲は好きなのになー」と身勝手なことを思ったことがありました。
もちろん音楽の好みは人によって違うのが当たり前なんですが、僕が好きな曲の評価が低かったりすると少し悲しい気持ちになってしまうんですよ。
でも逆に、僕がこれまで好きじゃなかった曲があなたのレビューを読んだことがきっかけで、僕にとって魅力的な曲に変わったことがあったんですよ。例えば、「身長差のない恋人」や
「Flashback」などがそんな曲です。
いままでは、「僕が 好きな曲が低評価じゃないか」といったびくびくした気持ちで見ていたんですが、最近は「嵐の曲の新しい魅力を見つけられたらいいな」と楽しみにレビューを読んでいます。

来週には新しいシングルが発売されますが、表題曲が 個人的に凄く好みだったので初めて嵐のシングルを発売日に買ってみようと思います。今はまだアルバムしかもっていないので、過去のシングルもこれから集めてみたいと思います。
嵐は特にカップリングに名曲が 多いと聞いたので、カップリングを聞くのが本当に楽しみです。

ところで、あなたが特に好きな嵐の曲を知りたいです。
僕は シングルだと「PIKA★★NCHI DOUBLE」、
アルバム曲だと「夏の名前」「風」「空高く」
「途中下車」「To my homies」が好きです。


僕は男子大学生ですが周りに嵐を聞いている人がいないのが少し寂しいです。なので少しでも嵐の曲の魅力を周りの友達や家族にも伝えていきたいと思います。
そして嵐の好きな曲やアルバムなどを一緒に語りあいたいです。

長文失礼しました。
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