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ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

小沢のトンネル餅

なんかゆとりがないのであります。もうあと一年で定年だし、もっと落ち着いたらいいのに、どうも仕事でバタバタしているのであります。しかし、そうもいかないので、思い切って仕事を後回しにして書くのであります。
さて、今回の小樽行きでは、岩内の温泉へ母を連れて行くこともあり、岩内って岩内線というのがあったはずと、廃線地図をひっくり返すとありました。函館本線小沢(読みは「こざわ」でどっか悪ドンの「おざわ」ではない)駅を起点に岩内までの14.9kmの非電化路線でありましたが、こちらに関しては別途のレポートでお知らせするのであります。
まずは、そのレポートの起点となった小沢駅を降りますと、何にもないように見えたのでありますが、駅前には旅館が一軒で30mも行けば国道5号線(通称羊蹄国道)にぶつかるちょうど角に、「トンネル餅」という幟が立った食堂風の建物があったのであります。

はて、「小沢名物 トンネル餅」とはと覗いてみると、なんか駅弁のようなものでありました。
トンネル餅の由来は、函館本線工事の難関であった銀山~小沢間の稲穂トンネル(「1770m)と小沢~倶知安間の倶知安トンネル(1012m)開通にちなんだものらしく、100年前からあったという名物らしいのであります。

包装紙には、小沢名物トンネル餅とあり、オレンジ色の部分がトンネル入り口の煉瓦をイメージして紺色の丸いのは蒸気機関車のイラストなのであります。また、ローマ字でも書かれていて「TONNERU MOCHI」という歴史と文化を感じさせるデザインなのであります。
さて、中身はお餅といっても「すあま」のようなもので、東京のお土産に日持ちしますかと聞くと、ちょっと怒ったような感じで店主と思われる方が「保存料使ってないから日持ちしないよ。1日で食べて」と言われ、その勢いに負けて買わずにでてきてしまったのであります。普通は勢いに負けて買うのでありますが、もともと「すあま」などのクニャクニャ系お菓子が 苦手であるうえに、その日のうちに食べないと殺されそうな勢いであったので、逃げるようにしてお店を出たのありましたが、店主のかたはたぶん親切に言っていただいたのに逃げるように出てしまって申し訳ございませんでありました。
次回は、函館本線小樽~倶知安の旅と胆振線と岩内線の廃線跡探訪レポートであります。
いつも見ていただいている方々のみなさま、残暑厳しい折りからご自愛めされていただきたいのでありますとついでに残暑お見舞い申し上げます。
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