と、思いこみと買ってしまう性格は直らない。実は、廃線ものであるのは確かだが、ナローに限ったものではないのだ。「月刊レイル・マガジン」に連載されているシリーズの単行本ものである。今回は、葛飾区金町のJR線から分かれていた三菱製紙専用線等標準軌から始まり、約50本もの原稿が。もちろんナローもあったけど、廃線ものだけではなく珍品貨車などもラインアップされている。
すごいのは、これらを書いている人々を「トワイライター」と呼び、厳しい掟まで用意されているのだ。掟を紹介すると「トワイライターの鉄則:我々の鉄道趣味は、鉄道現場の好意の上に成り立っている。鉄道現場や私有地などには、許可を得てから立ち入ること。傍若無人な行動は慎み、安全第一で、一般常識と節度ある態度で臨むべし」と。消えた鉄道関連の謎を追う企画であるから、謎の解明を阻む悪党もいるかもしれない。謎は謎を生む。それにアプローチすることは危険をはらむ活動なのだ。だから、安全第一なのである。
でも、廃線ものは、消え去った鉄道の跡を地図から探し出し訪ねるなんて、ワシの川探訪シリーズと同様の手法なのである。でも、こんなことしてる人がこんなにいるとはね。マニュアル14ってことは1からあるんだぜ。ワシの川シリーズも出版するかな。でも、もう少しちゃんとまとめないと本にならないかぁ。
アマゾンでは、残念ながら12までしか売ってません。
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