ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

異常気象なのか!

昨日、小樽より東京に帰還いたしたのでありますが、東京の方が夜風が冷たく感じてしまったのであります。というのも、ワタクシが小樽に行った29日も妙に暖かく、寒いと思って重ねた着物タマネギ男ことワタクシは、千歳からの電車で汗をかき2枚脱いでしまわざる得ないくらい小樽は寒くなかったのであります。
今年の、小樽の正月は、雪よりも雨で幹線道路からはすっかり雪が消えてしまったのであります。もちろん、町中では残っているのでありますが、通行量が多ければ溶けていくのであります。この写真は水天宮に向かう裏道なのでありますが、30cm以上積もっていた雪も2日にはすっかり薄く被る程度のワタクシの頭の毛と同じくらいになったのであります。寂しい冬です。

小樽の親戚に言わせると、今年はおかしいとのことであります。余市から山の中へむかったところの赤井川という豪雪地帯に親戚の農場があるのですが、そこも一昨年、昨年に比べたら比較にならないほど雪が少ないのだそうであります。
一体、温度は上がっているのかと、調べることにしたのであります。気象庁の気象統計情報というデータベースがあるのですが、そこから過去10年の12月29日から1月2日までの5日間の平均温度をプロットしてみたのであります。

すると、今年はこの20年間(グラフは作るのが面倒なので10年だけ)で過去最高で、なんとプラス1度になったのであります。グラフを見ればお分かりの通り、見事と気温は上昇傾向にあるのですね。確かです。確かです。このまま行けば、小樽の正月は雪がないというのが当たり前になりそうであります。
さらに雪が降りつもったところに雨が降ると、道路はシャーベット状になりまして、深い轍ができあがりクルマもすごく走りにくいし、人も歩きにくいんですね。困ったものであります。春に向かっているわけでなく。秋に戻ったわけでもない、冬のまっさかりのはずの中途半端な季節なのであります。人の心も不安定になるのであります。本当にこまったものであります・・・・

コメント一覧

ほいほい
全裸万歳みな変態っす
というような、暖かい気候になるのであります。厚着をしなくていいというのもいいかもって考えることもないことはないのであります。食糧問題がなんとかなればねぇ。生きて行くには食わねばならないからねぇ。
西高東低
悟り
このグラフ、2003年に発表していたら「氷河期に入る!?」というタイトルになっていただろう。世界の基軸通貨だからドルは下落しませんよー、と去年の夏までは嗤っていたエコノミストたち。モー今年は人の予想には騙されないぞッ。森羅万象みな変動す。
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