レイアウト作りも車両分解組み立てもまったくの初心者が68歳になってから挑む、Nゲージ鉄道レイアウト作りの6ヶ月以上にわたる製作記録ブログです。
はじめに
コロナ騒動の始まる少し前の2019年12月に東京の新居が完成。それとともに10年間お世話になった沖縄の会社を退社し東京に戻った時が68歳。新居の設計の際に自室壁際に前からの念願だった広いL字の作り付け机スペースを作り、いつかはここにナローゲージのレイアウトを作ろうかと。
1月を過ぎ2月にあたりで仕事に就こうかと探し始めたのが、週3回程度で気軽な仕事なんぞあるわけがなく、どうしようかと迷っているうちにコロナ騒動が始まり、家に引きこもりせずるえないこととなったわけ。そこで心の中にムクムクともたげてきたのが、レイアウト作るかぁという気持ち。
じつは、鉄道模型はNゲージを小学生の息子に買ってあげたときに一緒に遊んだくらい。しかし、多少は鉄気があり、鉄道模型趣味などの雑誌で取り上げられるレイアウトをみて空想に耽っていた「エアーレイアウト派」であり、レイアウト制作の経験はゼロ。しかし、ネットで調べ始めると、一番苦手かなと思っていた基礎づくりはホームセンターで買っていけばなんとかできそうな。
となると肝心なのは、コンセプト。もちろんレイアウトサイズも大きく関連する。最低のカーブ半径が重要だと。机の幅の最大が900mmとなり、長さも最大1300mm。ちょうどL型となる。運転の楽しさを基本にするのか、レイアウトの構造物の精巧さを突き詰めた世界感を基本にするのか。基本的にはJRの本線を走る20mクラスを走らせるには相当窮屈であり、やはり、落ち着きどころは相当の急カーブでもいけるナローゲージか15mクラスの列車を走らせる地方私鉄のイメージとなってきた。
一番参考になったのは、池田邦彦氏の25cmX25cmのサイズで作る「机の上の小さな鉄道レイアウトづくり」で小さいけれど基礎、レールの敷設、地面づくりからバラストの巻き方等々、初心者にもよく分かる内容。また、Nゲージレイアウトプランイラスト集は小サイズのレイアウトデザインに参考になります。
しかし、ナロー関連の資料を読むと相当深い造詣がないと一筋縄ではいきそうもないことがわかってきた。とくに走らせる車両は、HOのナローは非常にお高い。高いからと言って自分で作るなんてとんでもないレベルに思えて断念。一気にイメージは地方私鉄の方へ。
レイアウト作りも車両分解組み立てもまったくの初心者が68歳になってから挑む、Nゲージ鉄道レイアウト作りの6ヶ月以上にわたる製作記録ブログです。
そこからのお話は第二回へ。