小樽のカレーラーメン

さて、東京から話題は小樽に戻るのである。今回の小樽行きのサブテーマはカレーラーメンの小樽版を探ることであった。その千歳空港編に続く第二弾である。小樽までくればカレーラーメンはポピュラーなのではないかと思って聞いたが、小樽の親戚達は口を揃えてカレーラーメン？？という程度で口コミヒアリングの収穫はゼロ。事前にネットで調べて数軒みつけていたので、そこでの評価が高かったのが麺恋亭というラーメン屋さんへ直行したのだ。
千歳のカレーラーメンは、いまいちだったので期待を大きく持ってご入店。愛想のいいオヤジさんが一人で切り盛りしているのだ。さて、カレーラーメンの話をしたら、なんとどこにも見本のない独自のものとか。苫小牧が発祥地とは知っているが、自分では食べたこともないとの大胆なご意見。
実物は、写真の通りカレールーとラーメンスープミックス型で、どちらかというと千歳のカレーラーメンに近いものであったが、ややスープ配分量が多いのと焼きネギなどの具がおいしかったことである。ワシのカレーラーメンのイメージとは違うがこれも一つの道なのだと思う。東京のカレーラーメン専門サイトの写真を見ても7割方がこのパターン。塩ラーメンスープにカレースパイスがピリッと効いたスープが主役のカレーラーメンを夢見るワシは少数派なのであろうか。余市の列車ラーメンが懐かしいのであった。