ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

G&D鉄道ふたたび

 本日、ある方より「Model Railroading with John Allen--The story of the fabulous HO scale Gorre & Daphetid Railroad」という写真つきのG&D鉄道とジョンアレン氏の話が載った本をお借りすることが出来た。中を見ると、ううううう、凄いレイアウト写真の数々。そして、夢見たレイアウトの図面が入っていたのだ。ざっと見たところでは、最初のレイアウトは英語の表現で言えば、ドア一枚分の大きさという。日本でも鉄道模型の基本は畳一枚=一畳レイアウトということで、最初のきっかけというのは古今東西でも共通しているのだと思うとなんとはなしにホットしたのだ。レイアウトが固定化されたのは、1948年頃で、そこから、20年以上かけて最終的には10mX7mのサイズまで発展していったのだという。しかし、大きさは、思ったほどではなかったのだ。
 あれだけの谷あり砂漠っぽいところがあり、森林あり、町があるというバラエティ豊かな写真が残っているのだが、レイアウトの配置を見てもどう見てもそれだけの変化がつけられるとは思えなかったのよ。でも、オリジナルのドア一枚レイアウトの写真を見て、その絶妙のレイアウト配置から、見る角度によりまったく違うイメージを与えられる空間の魔術師の仕事を見た感じなのだ。残念ながら、写真を紹介できないがオリジナルのレイアウトは、駅、高架線で構成された町のシーンと池をはさんだ山岳シーンで構成されているが、この小さなレイアウトだけでも、町、山、湖というところを切り取ると完全に独立した風景が浮かび上がってくる。ジョンアレン氏の凄さがここにあるのだ。つまり、ディテールに手抜きがなく、それを無理なく連続させられる構成力が破綻のない空間を作りだしたといえよう。よくある日本のレイアウトの街から突然山の中という作りと似ているのだが、どこがここまで違うのかと思えるくらいに天と地の差が感じられる。少し、読み進めてまた、報告したいと思っております。

コメント一覧

sanpomichi2005
散歩道2005 - わが町狭山のブラリ日記
http://sanpomichi2005.cocolog-nifty.com
楽しみにしています。

トラックバックさせていただきました。

市場長
こちらこそ
コメントありがとうございます。G&Dをご存じの方がいらっしゃるとは。。いま、徐々に翻訳中ですが、ごらんの通りにおちらかっておるブログですので、遅々として進んでおりませんがよろしくお願いします。m(-_-)m 。

あと、なんとか鉄道模型シミュレーターで、レイアウトの線路配置だけはCGで再現しようとも思っております。こちらもいつになるかは分かりませんが、お楽しみに。
sanpomichi2005
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はじめまして



私も同じ本を持っています。久しぶりに取り出してみました。何度てみても圧倒されます。ご報告をお待ちしています。



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