見出し画像

ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

荏原七福神第5話 布袋様へ  

 さて、上神明天祖神社の弁天様から、こんどは出身~、中国ぅ、時代ぃ、唐時代ぃ、宗派ぁ、禅宗ぅ、名前ぇ、契批ぃ(かいし)という実在の人物をモデルにしたというのが布袋さんである。お姿は、ぽってりしたお腹が誰もを和ましてくれるが、注目は背中に背負われた袋なのよ。御利益は福寿財宝というとおり、袋の中は財宝がざくざくなのよ。でも、こう見えても布袋さんは実はお釈迦さんの滅後5億7600万年後に世界を救いに来てくれるというあの国宝第一号でもあるスマートな弥勒菩薩の化身なのよ。だから、あの袋の中身は救済に使われるということで、相当信心深くないといただけないらしい。でも、信じてますよ。布袋さん。こっちですわよ。ウッフン・・
 荏原七福神で布袋様がいらっしゃるのは、立会川を山王方面の山を越したところにある養玉院如来寺である。ここは、「大井の大仏」さんして親しまれているという木製の五体の大仏が如来堂にには大日、薬師、阿弥陀、釈迦、宝勝、の各如来像が安置されているのだ。先ほどは親しまれていると書いたが、私は、正直、この七福神巡りをするまで知らなかったのがこの五体の大仏様で、ええっ、こんなに大きな大仏様が五体もあるの(⌒▽⌒;) オッドロキー。というくらい堂内では圧倒される。一体の大きさは約3m位だろうか?江戸時代に長野で作られ、芝高輪如来寺にあったものだが、如来寺ごと当地に移転したため大仏さんもお引っ越しなされたというものなのだ。ぜひ、一度、ご覧いただきたい。
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「城南地区郷土史資料館」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事