その3で早くも真打ちの登場であります。沖縄那覇の「スナック母子家庭」は、この手の変な名前マニアには超有名な店なのであります。東京から来たS君と沖縄料理屋で一杯やって、さて、もう一軒というときに、浮かんだのがここであります。S君も沖縄通であるので、もちろんここを知っていて怖い物見たさに行くかぁとなったのであります。タクシーで安里橋大通りで壺屋に向かうと左側に燦々と輝く「母子家庭」の看板であります。
そして、入り口横にも看板が、やはりここまで堂々と書いてあるとなんでぇって考えるよりも存在感そのものに圧倒されるのであります。
さて、新しいスナックなど飲み屋さんに入るのは結構苦手で勇気がいるのでありますが、今回は意外にすっと入ってしまったのであります。中は、8人位が座れるカウンターに母子家庭のママがいたのであります。「こんばんわ」で中にはいるとすでに常連らしきお客様が5人くらいいたのですが、ママはこちらに気遣いをしてくれて、飲み物と明日から「大阪の子供」に会いに行くから今日は付き出しがないのとタッパーウェアに入ったタコクンを差し出してくれたのであります。このお気楽さ。一気に気分は楽になって、常連さんの三線にママが踊り、こっちも手拍子するなど楽しい時間が過ぎたのであります。
気がつけば0時になるので、一杯だけで失礼したのでありますが、お値段は・・・
驚くほどの激安でありました。また、行こうっと言う気になる良いお店であります。なお、この店の手前に「スナック年金族」というお店もあります。母子家庭から年金族をハシゴっていうのも一興かと。。。沖縄はまだまだディープであります。