大航海時代ブログ時々政治・社会に言いたい放題

大航海時代の元5垢投資家のプレイ日記だったのですが、いつの間にか政治・社会について言いたい放題の兼用ブログに変化ww

アメリカの正義と唱え続けること。

2015-04-22 | オンラインゲーム
私のDOLのフレに歴史や政治で話が合う人が数人いて、其の時の会話なのですが、私が『正義は人の数だけあるからねw』と、いうと、『違いますよ、正義は都合の数だけあるんです。w』と、結構こじゃれた会話を楽しんでいたのですが。
アメリカの正義が叫ばれて久しいです。
それは、100年もの長きに渡ってお題目のように唱えられてきました。
第二次世界大戦の時代、時のアメリカ大統領ルーズベルトはヨーロッパのドイツの攻勢をアメリカ自らが抑えるべきとおもっていたものの、当時はモンロー主義が幅を利かし、他国不干渉が議会も国民も望むことであったから、いかに大統領権限が大きくとも、ドイツがアメリカに宣戦布告でもしなければ、ヨーロッパの戦いに介入するのは不可能でした。
そこで、一計を案じた彼は三国枢軸同盟の1国である日本を経済封鎖で自暴自棄に戦いに飛び込む、すなわち国力で30対1の圧倒的な大国アメリカに宣戦布告するより道を無くしたのでした。
戦争中にルーズベルトは死去しましたが、この後を継いだトルーマンも人種差別主義者で公式の記録に原子爆弾は有色人種で試すべき決めちゃうナイスガイだったりして、アメリカの正義もへったくれも無かったのです。
ただ日本にとって幸運だったのは、トルーマンは人種差別主義者であるけれども、それ以上に反共産主義者だったため、日本には過酷な敗戦処理が行われずにすんだのです。
最も、これはアメリカ陸軍の制服組TOPである、日本占領軍GHQの司令官だったからなのが、最も大きな理由で、彼は既に其の当時からリベラルで開明的な政治手腕も有し、また日本と日本人を公正に扱うよう自らを強く戒めていたので、日本は過酷な戦後処理をせずに済んだのです。
自由の国アメリカで初めて歴史に登場する公明正大な人物が政治家でなく、軍人出身だったのは特筆すべきことでしょう。
やがて、冷戦は、朝鮮戦争、ベトナム戦争という代理戦争を生み出したけれども、ここまでくると当のアメリカ人でさえ、アメリカの正義を疑わしく思うようになります。
それでも、かかさず呪文のようにアメリカの正義を唱えながら。
そして、時代は移り冷戦は終結した変わりにテロ組織という鬼子がうまれ、人々が望む平和と繁栄を享受できるのは、地球上でも限られた国々に過ぎませんでした。
しかし、アメリカの正義は突然勝ちました、被差別階級出身のオバマ大統領が誕生し、アメリカの正義はまさに100年唱え続けて本当になったのでした。
日本には、国家の誰もが信じるお題目はあるのでしょうか?

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