◇「中国支部」 支部長 石原 慎次
(事務局長 萩原 賢治)
寄稿 幹事 永井 純治
NTTの建築部門と電力部門が一緒になり、1992年(平成4年)12月1日にファシリティーズ社が発足して30年の年月が経ちました。
この30年、全国のブロック単位に地域会社が発足、 その各社も2021年(令和3年)10月には一社化され更には、2022年(令和4年)7月には建築部門と電力部門が各々の会社に別れていくという大きな組織改編がありました。またファシリティーズとNTT都市開発はNTTアーバンソリューションズグループという体制になっています。
会社組織の変革、変遷はありましたが、我々はNTTの社会的使命である通信ネットワークの信頼性向上を第一義として参りました。
業務においては1995年(平成7年)の阪神淡路大震災を受け、それまでなかなか進んでいなかった建物・鉄塔の耐震対策を推進し、その後も東日本大震災(2011年)、熊本震災(2016年)と震災や、台風による水害等の復旧に対応して参りました。1999年にはNTTの再編に向けて再編各社への保有資産分割対応、そして同じく1999年にはコンピューターの2000年問題など、時代に即した土地・建物に関わる業務を行って参りました。
また一般市場案件の取組みとしては、2012年(平成24年)には、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の導入により、太陽光発電に関する業務においても、構築だけではなく、これまでの業務で培ったノウハウを活かし、土地探索、地権者対応などに対応してきました。
現在は、NTTアーバンソリューションズグループの一員として、旧広島市民球場跡のPark-PFIと指定管理者の一員として参画しています。
ファシリティーズ発足以降31年、その時代や社会環境の変化に伴い、取組む業務も変化しています。今しばらくは後輩の成長を見守っていきたいと思っております。
旧広島市民球場跡の事業も2023年3月末に開業の見込みです。諸先輩の皆さま、近くにおいでの際は是非お立ち寄り頂き、現在のファシリティーズ若手社員が活躍している姿をご覧頂ければ幸いです。
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