「九州支部」 池冨 保さんの地元自慢
熊本城の今
平成28年熊本地震により甚大な被害を受けた熊本城の今を紹介させていただきます。
大天守と小天守が並び建つ熊本城。天守閣は、石垣の上にどっしりと構える様子が見事です。大天守は外観3重、内部は地上6階地下1階建て。最上階からは、熊本市内や遠く阿蘇の山並みを見渡すことができます。
平成28年熊本地震では、最上階の瓦や鯱瓦の落下、地下室石垣の崩落などの被害がありました。現在、地震に備えた最新技術と伝統技法を融合させ、地震で傷んだ熊本城の天守閣の復旧工事が完了しました。
天守閣(復旧後) 👆
2021年6月からは天守閣内部公開も開始されています。大きなダメージを受けた天守閣にとってはうれしいニュースです。
しかし熊本城の復旧工事が完了したのは、天守閣と重要文化財の長塀だけで、熊本城全体の復旧はまだ2割程度しか終わっていないとされています。復旧がすべて完了するのは2037年度。まだ16年もかかることになります。まだまだ熊本城完全復活までは遠い道のりですが、日々復旧が進む熊本城を温かく見守りたいと思います。
奇跡の一本石垣
飯田丸五階櫓(地震後)
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