健康診断で「骨粗しょう症」と言われて、やっぱり老化かしら?と思う人は多いです。
骨粗しょう症は骨がもろくなってしまう症状ですが、言われたときになったのではなく、骨密度が低下していく事が骨粗しょう症です。
年と共に低下する骨密度の平均値より低いと骨粗しょう症と言われますが、骨密度が低下していく事自体が骨粗しょう症なのです。
平均値よりも高いからといって、安心出来ません。
予防するのには運動と食事、そして栄養素の吸収を高める腸内環境も重要です。
カルシウムのサプリを食べている人も多いのですが、骨粗しょう症の予防は、適度な運動と食事の内容、そしてカルシウムなどのミネラル類を吸収できる腸内環境です。
そして、骨の原料であるカルシウムを腸管からしっかりと吸収させるには、吸収を助けるビタミンDの存在も不可欠です。
つまり、「骨粗しょう症予防には、腸内環境を良好にする食生活とカルシウムとビタミンDを一緒に摂取する」ということが必要です。
食品や飲料には、骨を強くする目的でカルシウムの含有量を増強した製品がありますが、カルシウム単独では、骨を強くすることはできません。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015版では、治療のためには、1日700~800mgのカルシウム摂取が勧められています。
不足している栄養素はサプリメントで補充するのが効率的という考え方がありますが、カルシウムに関しては、あまりおすすめできません。
サプリメントによるカルシウムの過剰摂取は、不整脈、腎機能不全、血管・軟組織の石灰化からの心臓病の発生など、健康障害を招くリスクが報告されています。
食事としてカルシウムを摂る分には、健康を壊すほど摂取してしまうリスクはほとんどありませんが、サプリメントを併用する場合には、過剰摂取の心配がありますので、カルシウムを豊富に含む次のような食品を食べて摂取することをおすすめします。
小魚・大豆、大豆製品・緑黄色野菜(ほうれん草、ケール、ブロッコリー、小松菜、チンゲン菜など)チーズ・ヨーグルト・牛乳などですが、植物性食品や小魚の方がお勧めです。
骨密度を高めるために、カルシウムとビタミンDを摂ることは不可欠ですが、骨の構造を鉄筋コンクリートにたとえると、コンクリートにあたるカルシウムだけでは十分な強度は得られず、鉄筋にあたる良質なコラーゲンが必要です。
骨質は、骨のコラーゲンの善し悪しによって決まります。
コラーゲンという言葉から「コラーゲンをたくさん摂るとよいのではないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、骨質のよくない人は、「コラーゲンの量は足りているが、コラーゲンの質が悪い」ということがわかっています。
コラーゲンの量ではなく、質を上げることが必要なのです。
骨のコラーゲンの質を上げるためにすべきことは、体内でコラーゲンがつくられるときに必要となるアミノ酸の他、ビタミンCや鉄分といった、欠かせない栄養素をきちんと摂っておくことです。
カルシウムが腸管から吸収されるにはビタミンDが必要なのと同様です。
アミノ酸はタンパク質で摂取できますが、タンパク質の摂り過ぎは腎臓病につながることもありますので、自己判断で肉やプロテインなどのタンパク質を大量に摂ったりせずに、摂取量のバランスが大事です。
コラーゲンの悪玉化を予防して、骨質を悪化させないようにするには、ホモシステインの値を下げることが有効とされています。
ホモシステインは、動脈硬化や心血管の発作などのリスクを高めるもので、アミノ酸が代謝されるときに生成される物質です。
このホモシステインの値を下げる、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB12・葉酸が入った食品をバランスよく食べる和食をおすすめします。
そしてビタミンD不足への対策を考えて、ビタミンDを多く含む食品を積極的に食べる事です。
サバ、アジ、サケ、マグロ、サンマといった脂肪性の魚や卵、チーズ、舞茸、シイタケ・エリンギなどのキノコ類などです。
また、日光を適度に浴びることも大切です。
紫外線を浴びることで、皮膚でビタミンDの生成が促されるので1日に1回は日光を浴びてください。
本当に日本人のビタミンD不足を改善するには、サプリメントも考慮することが必要でしょう。
海外では、乳製品にビタミンDを添加するよう義務付けて、国として積極的な対策を講じています。
皆さんは不足のDを何で補いますか?
番組から3月のプレゼントのお知らせです。
糖や肥満、肝臓が気になる人、肉や油物、お酒が好きな人におすすめ。
栄養機能食品ビタミンD、純度99%の舞茸活性粒を5名の方にプレゼントさせて頂きます。
下記から音声をお聴き頂ければ、プレゼントに応募できます。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC250319_Dr_K_Egao.mp3
骨粗しょう症は骨がもろくなってしまう症状ですが、言われたときになったのではなく、骨密度が低下していく事が骨粗しょう症です。
年と共に低下する骨密度の平均値より低いと骨粗しょう症と言われますが、骨密度が低下していく事自体が骨粗しょう症なのです。
平均値よりも高いからといって、安心出来ません。
予防するのには運動と食事、そして栄養素の吸収を高める腸内環境も重要です。
カルシウムのサプリを食べている人も多いのですが、骨粗しょう症の予防は、適度な運動と食事の内容、そしてカルシウムなどのミネラル類を吸収できる腸内環境です。
そして、骨の原料であるカルシウムを腸管からしっかりと吸収させるには、吸収を助けるビタミンDの存在も不可欠です。
つまり、「骨粗しょう症予防には、腸内環境を良好にする食生活とカルシウムとビタミンDを一緒に摂取する」ということが必要です。
食品や飲料には、骨を強くする目的でカルシウムの含有量を増強した製品がありますが、カルシウム単独では、骨を強くすることはできません。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015版では、治療のためには、1日700~800mgのカルシウム摂取が勧められています。
不足している栄養素はサプリメントで補充するのが効率的という考え方がありますが、カルシウムに関しては、あまりおすすめできません。
サプリメントによるカルシウムの過剰摂取は、不整脈、腎機能不全、血管・軟組織の石灰化からの心臓病の発生など、健康障害を招くリスクが報告されています。
食事としてカルシウムを摂る分には、健康を壊すほど摂取してしまうリスクはほとんどありませんが、サプリメントを併用する場合には、過剰摂取の心配がありますので、カルシウムを豊富に含む次のような食品を食べて摂取することをおすすめします。
小魚・大豆、大豆製品・緑黄色野菜(ほうれん草、ケール、ブロッコリー、小松菜、チンゲン菜など)チーズ・ヨーグルト・牛乳などですが、植物性食品や小魚の方がお勧めです。
骨密度を高めるために、カルシウムとビタミンDを摂ることは不可欠ですが、骨の構造を鉄筋コンクリートにたとえると、コンクリートにあたるカルシウムだけでは十分な強度は得られず、鉄筋にあたる良質なコラーゲンが必要です。
骨質は、骨のコラーゲンの善し悪しによって決まります。
コラーゲンという言葉から「コラーゲンをたくさん摂るとよいのではないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、骨質のよくない人は、「コラーゲンの量は足りているが、コラーゲンの質が悪い」ということがわかっています。
コラーゲンの量ではなく、質を上げることが必要なのです。
骨のコラーゲンの質を上げるためにすべきことは、体内でコラーゲンがつくられるときに必要となるアミノ酸の他、ビタミンCや鉄分といった、欠かせない栄養素をきちんと摂っておくことです。
カルシウムが腸管から吸収されるにはビタミンDが必要なのと同様です。
アミノ酸はタンパク質で摂取できますが、タンパク質の摂り過ぎは腎臓病につながることもありますので、自己判断で肉やプロテインなどのタンパク質を大量に摂ったりせずに、摂取量のバランスが大事です。
コラーゲンの悪玉化を予防して、骨質を悪化させないようにするには、ホモシステインの値を下げることが有効とされています。
ホモシステインは、動脈硬化や心血管の発作などのリスクを高めるもので、アミノ酸が代謝されるときに生成される物質です。
このホモシステインの値を下げる、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB12・葉酸が入った食品をバランスよく食べる和食をおすすめします。
そしてビタミンD不足への対策を考えて、ビタミンDを多く含む食品を積極的に食べる事です。
サバ、アジ、サケ、マグロ、サンマといった脂肪性の魚や卵、チーズ、舞茸、シイタケ・エリンギなどのキノコ類などです。
また、日光を適度に浴びることも大切です。
紫外線を浴びることで、皮膚でビタミンDの生成が促されるので1日に1回は日光を浴びてください。
本当に日本人のビタミンD不足を改善するには、サプリメントも考慮することが必要でしょう。
海外では、乳製品にビタミンDを添加するよう義務付けて、国として積極的な対策を講じています。
皆さんは不足のDを何で補いますか?
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糖や肥満、肝臓が気になる人、肉や油物、お酒が好きな人におすすめ。
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