なんでもないなにかが騒がしい朝生きとるか?のひとことわたしという門のまえに残された声のかたむきにふかい想いをよせてくれというような とくべつな意味はないが心だけべつのところで糊カッターでうやうやしく黒タイをしめて冬に入るふだんは破れたTシャツで負けじと寒さだけを抱きしめ 台所の冷たい板のうえで生きとりゃ、ええ。しゃがれ声のどこまでも暖かい装いではからいが玄関におかれているふかい想いの風呂敷にくるまれて