馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

つらなりのほつれ fray of sequence(22)チェロと昆虫譜

存在という重い石を
崖からころがしているような、
記述を横断する。

チェロの練習、午前中に済ませて、昼寝のあと、草を抜く。昆虫記は夜に台所で読む。だれも違うと言ってないのに、ファーブルはフェーブルな詩人だったとムキになって主張しているカガワくんがいる。昆虫学者がみんな昆虫大好きだったとは限らないらしい。戦術がなにかある訳ではないが己の存在という重い石を崖からころがしているような、記述を横断する。お茶漬けを食べる。菜食をチェロの音色でよじ登る。足が六本ある。


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