馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌08.20影のかたち

じっと待っている
ひと影の
かたちになって
水しぶきをあげずに
自分のなかに
飛びこめば
たどり着けない夏はない
とおもいこんでいる
きもちは
いつも、いっしょですから。
水面のどまんなかに
椅子をおいて
じっと待っている
脱衣所のスリッパのように
あわてて出ていった
ひと影の
かたちを見て


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「文学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事