ダイヤモンド刃の丸のこでぎざぎざになった半生のおもてだけうすっぺらに剝いでおく人生のやりなおしにセメントはいらないおいらのわがままだって気あいで、練りこんどいた。冗談もぜんぶていねいに削りとって面をだすあんたの戒名もついでに刻んで接合するとカミソリ一枚、入らんで。墓の高さまでテンションあげた声その角度に鉄杭を打ちこんでほんの少しだけつながっていた感情をぱっかり割る