馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

つらなりのほつれ fray of sequence(26)事実を脱いで①

そんなん、あかん。
の裏がわで
脱ぎ棄てられた事実が、うざい。

トマト園にある日とつぜん、どこにも居ない人が帰ってきたら。抱きしめたい、という仮説が玄関のピンポーンを何度も鳴らす。尻腐れ病は土壌のカルシウム不足が原因。トマトだってここまで戦っている。一生うちのこと忘れんといて、の訴えに①釘を打つこと、②鍵盤を叩くこと、③ピンポーンを押すことの相似性があわてている。一度鳴らすのに三回は押しているのだろう。きっとたいせつな人と口喧嘩して家を飛び出してきたに違いない。あせりが、うざい。


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