ついに、シイタケが穫れた。
去年の春、義父がもらった椎の木にドリルで穴を開けて種菌を打ち込んだ。
植菌作業(原木に種菌を植え付けること)は、桜が咲く頃までには完了するのが良いらしい。
その後は日影にほっとくだけ、立てかけたほうがいいのだろうが、平積みにして、陽があたらないように遮光シート(黒い寒冷紗)をかけた。
畑の水やりのときについでに水をかけて湿度を保つようにした。
生えそうな兆しがまったく見えなかったので諦めかけていた。水やりもいい加減になっていた。
シイタケ生えとるよ。ある日、妻が気づいた。
七輪で炭火焼に。
原木の香りと肉厚な食感がなんとも言えない。