列車TER(テー・ウー・エール)でアルビ Albi に移動。
TERは Transport Express Régional 「地域圏高速運行」の略。
フランス国鉄SNCFが地域圏ごとに行なっている鉄道およびバスによる旅客輸送サービスである。
トゥールーズ・マタビオ駅から約1時間のゆっくりした旅。その車窓から。
列車の時刻表は、「OUI,sencf」というチケット予約サイトで
出発と行き先と日時を入れると検索できる。
TERは予約の必要がないので、時刻だけ調べておいて駅でチケットを買えばいい。
TGVに乗る場合はこのサイトで予約していた方がいい、
Albi vill 駅から歩いて10分で旧市街へ。
うおォ~、中世の木造建築じゃ~。アルビ Albi はラングドック地方タルヌ県の県都で、人口5万人弱、タルヌ県全体の人口が38万人余りなので、フランス人の多くは田舎に住んでいることになる。
黙示録の天使がラッパを吹いとるが。
アルビジョワ十字軍 Croisade des Albigeois (1209~1229)は、オクシタニアで盛んだった異端カタリ派を征伐するために、ローマ教皇インノケンティウス3世が呼びかけた十字軍だ。
旧市街、なんとなくイールドフランスとは違うので<異教的>な雰囲気が漂っている。
といってもこの街並みはアルビジョワ十字軍が破壊した後に建設されたもの。
それにしてもカタリ派はトゥールーズやカルカソンヌのほうが多かったのに、なぜ「アルビの」とか「アルビ人」を意味するアルビジョワ albijois が使われたのだろうか?
カタリ派の二元論的発想をなんとなく意識してしまう。
重荷を背負って苦悩している人々.
でもどことなく気の良さそうな顔しとるけど。
清らかな世界で麗しい天使たち。
でもちょっと意地悪そうな顔しとるけど。
天使の側につきたかったので、軽くビールを飲むことにした。
地ビールでなかなかのホップ感。
うーん、舞い上がれそぉ~。
ピザをたのむと、結構ヘビー。
これで昼間からワインを飲むと重いもの背負いそう。
隣席の、
パラソルの影で、ブルーノ!
ペンキだらけの
つなぎを着ていたから
職人さんだと思っていたら
ブルーノはピザ屋のギャルソン=コーヒー運びだった。
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