馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

南フランス田舎紀行(10)伝説の城の村 ブリュニケル Bruniquel

ブリュニケルは、タルヌ・エ・ガロンヌ県 Tarn-et-Garonne にある。

サンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 le chemin des pèlerins de Saint-Jacques-de-Compostelle 途上にある。


白馬が草を食んでいる、この角度から見た村は美しい。


鉄道は通っていないので、車で行く必要がある。


ブリュニケル城。
ブリュヌオー王女の伝説の城 Le château légendaire de la reine Brunehaut は、1176年にトゥールーズ伯によって伯爵領となった。
1211年に、吟遊詩人のギレム・ド・テュデーラ Guilhem de Tudèlaが、アルビジョワ十字軍側に開城するのに一役買った。この吟遊詩人が『アルビジョワ十字軍の歌』Chanson de la croisade の第1章を書いたと言われている。


宗教戦争時代にカトリック派とプロテスタント派が対立。その対立から、新しい城が築かれた。この角度から見るといびつな城になっている。


カトリックの古城を示すプレート。こちらは13世紀の建設で19世紀に修復されている。


城からアヴェロン川を臨む。


城は崖のうえに建てられている。
ゴミが舞っているように見えるのは、この城に住み着いている鳥たち。


ロベール・アンリコ Robert Enrico 監督の『追想』Le Vieux Fusil (1975) の舞台となった村。


多くの家が14世紀から16世紀に建てられた、いわゆるコロンバージュcolombage (中世の木組みの家)である。

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