馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌10.03へちまのれん

緑のカーテンをたおして
柿渋で染める
夏の終わりを
虫がわたっている
のびたツルのあいだ
ちち、ろろっ、
鳴き声といっしょに
風がとおる
まいど、ありがとさん。
やっぱ焼酎4ℓペットボトルで
へちまの水を採る
中秋の夜だよ
チョコレート色のバスに乗って
河の流れと月を見ながら
そのやり方?
うまく説明できない
滴るしずく
の採集は
脇ツルにことばが多い
自分の根もとを切ってから
へちまのれん
町がまた
元気、出しとるが。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「文学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事