馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌12.25青いイルカの夢⑰なんでも我慢

霧がでてきた
甘えと怒りの
いくつかの生き方は
使用済みにして
きょうはいい仕事をした
ねえ、そうでしょ?
脳のなかで
小人があばれている
高速で森の
樹齢1000年を走って
なんでも我慢できる
タフなイルカになった
脳のそとは
色あせて
夢が流されている冷たい海峡
アイボリーの翼で
高速船が
霧のなかをすべる


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