
詩育日誌09.12いま世界はうなだれている④朝日のように
ヤギの米ぬか愛の味スープが別の場所にうなだれている朝日のようにを昇らせる (現実のような舞台ではなく舞台のような現実で) まだ真夜中コンビニの駐車場でのことだ少年たち何歳?...

詩育日誌09.11ヤギの走りは速いぞ
地図、持った?そんなに遠くまで行かないちょっとそこまでいつもそう思って走りはじめても...

詩育日誌09.10青いイルカの夢②仮想ワンダーランド
次はからっぽの部屋で目には見えない仮想のおもちゃの戦士たちが話す会話をひっくり返すゲーム青いイルカのだれかを恋する気もちはひねくれた会話にウンザリ夜が明けると彼はもうだれかのこ...

山羊句会09.09鰯引く

詩育日誌09.09タガ
仲が良いとか悪いとか思いこみがありえない現実の出あいと別れとなって ひとの和をたばねている情がいちど外れるとなかなか修復できない どうして?良し悪しじゃなくいっしょに...

詩育日誌09.08いま世界はうなだれている③フワフワ最後のやさしさ
(最後のやさしさがこの世界のどこかに潜んでいる) それ、なに味?愛のかくし味。いいなあ。あげるよ。派手な音たてて飲んでかま...

山羊句会09.07白露

詩育日誌09.07ペダル
自転車をゆっくりこぐ油切れだが日常のたわいないことがペダルをまわす 涼しい風になった...

詩育日誌09.06小さい命
話すほどのことじゃないけどあえて言えば芝生にネコの死骸まだ、小さいよ。ため息が穴を掘...

詩育日誌09.05青いイルカの夢①墨子さん
青いイルカが背中を泳いでいる墨子さんスキンヘッドのうなじへ夏のしぶき撥ねあげているアロ...