江東運転免許試験場に、免許の更新に行ってきました。
ペーパードライバー歴が長かったので、講習にはほぼ興味がなく、毎度睡魔との闘いだったのですが、最近は実家の車を運転することが多くなったので、たまにはまじめに聞くかと挑んだ講習の時間。
ゴールド免許なので、優良運転者講習30分です。
とても感じのよいにこやかな警察のおじさまが、交通死亡時事故の都道府県別の件数や、最近変更になった交通法規などの説明をしてくれるのですが、どこかの地方のご出身のようで、かなり訛っているにもかかわらず、スーパー早口なので、ほとんど聞き取れず
興味なさそうに下をむいている周りの人に、今の聞き取れました?と聞きそうになっちゃいました。
英語のヒアリングテストをしているように、必死に集中して聞き取ろうとするのですが、肝心な部分が聞き取れず、妙なストレスがたまりました。
そもそもあの講習って意味があるのか
違反がなかったゴールド免許の人たちに、死亡事故の悲惨さや、事故件数の推移の説明するよりは、安全運転をしていたのに事故が起きてしまったケース、事故を起こしてしまった時の、救命救急の話でもした方がためになるのでは
JAFから送られてくる雑誌の、道路の状況の写真を見て、このあと何が起きることが予想されるかっていうクイズのページの方が、楽しみながら役に立ちます。
数ページだけピンポイントでめくってみるためだけの、あの講習用の教科書も、家に帰ってからじっくり読む人は誰もいないと思うので無駄な気がします。
民間にでも委託して、ドライバーのためになるような動画をテレビ番組風に作成してもらって見せる方が、みんな興味をもつんじゃないのかな。。。
そしてもう一つのびっくりは、免許写真のカメラの性能が昔よりだいぶよくなっていること。
5年前の写真と比べると、顔のしわからほくろまで、細部にわたってくっきりはっきり
耳もだんだん聞こえにくくなっていて、早口方言もろくに聞き取れず、その場ですぐに受け取れた、新しい免許証のありのままの高画質写真にガックリな、アラ還の免許更新だったのでした